![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167289609/rectangle_large_type_2_16a2b9240db2dadb6a0cf743311540ed.png?width=1200)
パパがいるからおうちかえりたくない
うつむいてそう言った、当時小1の長男。
自分だけが我慢すればいいんじゃないんだ…と、ハッとした日でした。
離婚が子供に与える影響は、もちろん大きいです。
けれど離婚自体よりも、離婚前の生活において悪い影響を与えてしまうことの方が圧倒的に大きいです。
両親の仲が悪い…あるいは、日常的にどちらかが怒鳴っているとか泣いているとか。
うちの場合は『おばあちゃんにビクビクしているパパは、ボクたちやママがかなしんでいてもまもってくれない』と思うようになっていました。
そんな両親を見ている子供が、平気なわけないですね。
いつも姑が長男にわたしの悪口を話していたことを知ったのは、長男が夜中にうなされて起きるようになってからでした。
特に幼いうちは、子供はママが大好きですよね。
そのママの悪口を聞かされていた長男の幼い心は、いよいよ限界だったのです。
「ばあちゃんがママのことハサミできっちゃうっていうの」
大泣きして怯えながら夜中に飛び起きた長男、それを見た元夫1もさすがに姑に抗議しました。
姑から「お前は母さんと〇〇(長男の名前)どっちの言うことを信じるんだ!」と言われ、「そんなの〇〇に決まってるだろ!」と答えた元夫1を見直したりもしました。初めて我が子をかばった…と。
そして、初めて息子に楯つかれた姑はというと、さらに逆上し「お前みたいな息子はいらない!出てけ!」と。
これ幸いとばかりに元夫1の実家から出て、義理親との同居が終わりました。
自分たちだけの生活になり、これでようやく穏やかに暮らしていける…と気持ちも新たにホッとしたのも束の間、長年にかけて母親の言いなりで生きてきた元夫1にとって、母親に逆らっての別居は、罪悪感がハンパなかったようです。
息子たちのために父親として頑張ってくれた…わたしからの感謝は、その罪悪感に勝てませんでした。
子供は、大人よりも狭い世界で生きています。それなのに、その世界で恐怖や緊張を強いられる。
安心できる環境で過ごせない子供たちに、申し訳ない気持ちになりました。
子供にとって辛いこととは何なのか?
幸せって何なのか?
それは人それぞれの考えがありますね。
ひとつ確かなのは「あなたの幸せが子供の幸せ」
あなたの笑顔は、子供を安心させる大きな愛なのです♡