彼のノベル
彼の書く小説が好き
彼の小説は人の心を動かす
でも
彼の小説をどれだけ真似して
も同じように動かすことが出来ない
彼にしか思いつけない言葉があるから
彼にしか表せないものがあるから
だから私は彼が書く小説をこの言葉で表す
彼しか書けない彼だけのノベル
彼の小説には特徴がある
花みたいに気品があって華やかで
心が包まれる様な感覚
まるで自分が
綺麗な花達に囲まれてる様な気分になる
彼は小説から少し距離を離した
彼の小説を見なくなって少し経つ
未だに
私は彼の言葉で
華を咲かせる事は出来ない
きっとこれからも
私には咲かせる事はできない
彼の言葉の華は
彼にしか心を開かないだろうから。