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2021年マイベストアルバム

初めて後追いでなくリアルタイムで20枚を選んだ2021年末。Twitter上にサムネをアップしただけだったのでその過程もいつかアーカイブしたいと前々から思っていて今回実施しました。そのために当時の投稿を拾い上げて補足のコメントを添えて…ってやってると昔の日記に今の自分がツッコミを入れてるような形式になったのでした…


20. I Know I’m Funny Haha/Faye Webster

2021/10/18
肌寒い月曜日の朝が来てしまいました。
アトランタのSSWフェイ・ウェブスターの曲でちょっとユルくスタートします。徐々に調子を上げてけばいいですよね😅

↑別のアルバムの曲についてですがこんなことを申しております。まあ気持ちはわかります。


19. Secret Night Gang/Secret Night Gang

2021/12/7
マンチェスターのソウル・バンド、シークレット・ナイト・ギャング聴いてみた。若々しくファンキーな演奏で目が覚めます。

↑ジャケットのイラストもいいですよね。確認してないけどきっと似てるんだろうな。


18. Times/SG Lewis

2021/6/20
久しぶりに聴いたらやっぱり最高だった。特にナイル・ロジャースがゲストの“One More”
9/19
ナイル・ロジャース様69才の誕生日おめでとうございます🎊🎂SG Lewisと共作の”One More”痺れました。まだまだキレッキレ。
11/29
英国のSSW,ダンスミュージック・プロデューサーSGルイスのデビューアルバムからの1曲。冷える月曜の朝ですが布団から出たいと思います。
SG Lewis /Chemical

↑3回もネタにするほど気に入ってたんですね!


17. The Ultra Vivid Lament/Manic Street Preachers

2021/11/17
ギターではなくピアノで作り上げた14作目
ABBAへの接近がニヤリとする程お見事😁
94年のHoly Bibleまでしか聴いてなくて飛ばして聴くのを躊躇してたけど声のツヤもソングライティング力も全く枯れてない!聴いて良かった😆

↑まだ1995年マラソンまでしか終わってない時点で書いてます。


16. True Love/Hovvdy

2021/12/12
テキサス州のインディーフォークデュオ、ハウディ。心地良いハーモニーが魅力的です✨

Hovvdy/True Love
#今年発売でよかったやつ
#イケてる現代USインディ

↑こういうテキトーなハッシュタグで呟いてました。


15. Skin/Joy Crookes

2021/11/2
ジョイ・クルックス。
母はバングラデシュ、父はアイルランド出身で自身は南ロンドン出身。期待のアジア系ソウルシンガーです。時間許せばYouTubeで観て頂きたいです。素敵です。

Joy Crookes/Feet Don’t Fail Me Now
#極上ネオソウル

↑僕の場合、この人を起点にこの後M.I.A.やCornershopやAsian Dub Foundationといった南アジア系英国音楽を好んで聴くようになりました。


14. Friends That Break Your Heart/James Blake

2021/12/11
最初はよくわからなかったジェームス・ブレイク。何度か聴くうちに気持ちの落ち着く美しい音楽だなと思うようになりました✨

James Blake/Life Is Not The Same
#今年発売でよかったやつ

↑この時点の僕はJames Blakeが2010年代前半にダブステップをメジャーな音楽に押し上げた時代の寵児だったことを理解してないです…


13. Pressure Machine/The Killers

2021/12/4
夏頃から90年代のアルバムを聴き始めて面白くなったので新譜を聴かなくなってました。で、今その頃に出たのを主に聴いています😅楽しいからいいけど。

The Killers/In The Car Outside
#今年発売でよかったやつ

↑当時のコメントにはないけど色気のある王道アメリカンスタジアムロック!と思った記憶があります。


12. Typhoons /Royal Blood

2021/11/24
ブリストルの2人組ロイヤル・ブラッド。春先に初めて聴いた時は結構衝撃受けました。2021年ともなるとロックとダンスミュージックはこんなふうに融合するのかと・・

Royal Blood/Limbo
#今年発売でよかったやつ

↑洋楽鑑賞再開して間もない頃の率直なコメントです。


11. Red (Taylor’s Version)/Taylor Swift

2021/11/18
テイラー・スウィフトは「folklore」以降しかきちんと聴いていませんが彼女のクリスタル・クリアでない声が好きです!今回の「Red」再録版ではこの曲が好きです。

Taylor Swift /All Too Well
#今年発売でよかったやつ

↑「Tailor’s Version」は今でこそ恒例行事になっちゃったけどこの頃はまだ新鮮だったので純粋な新譜とは言えないのにAOTYの対象にしちゃったんですね。


10. New Long Leg/Dry Cleaning

2021/12/6
今年前半よく聴いてたドライ・クリーニングを久しぶりに鑑賞。

殆どスポークンの尖った音楽との印象だったが90年代マラソンでソニック・ユースやPJハーヴェイを何枚か聴いた後だと聴きやすく、より斬新な印象に変化しました。

↑そうそう、色々聴いて感じ方が変わっていきました。


9. How Beautiful Life Can Be/The Lathums

2021/11/19
ウィガン出身のラザムスは曲調も風貌も優しいロッカー達です。見事英国1位に輝いたデビュー盤からのバラードナンバーがこちら。
良い金曜日を!

l’ll Never Forget The Time I Spent With You

2021/12/8
おはようございます。12月の雨です。寒いです。こんな時こそ「人生は何て美しくなり得るんだ」と歌うこの曲を聴いて布団を蹴りたい!

How Beautiful Life Can Be

↑この曲、のちに近所の西友で流れててほっこりしたことをよく覚えてます。


8. Not Your Muse/Celeste

2021/11/23
ブライトン育ちのジャマイカンイングリッシュソウルシンガー、セレステ。今年の前半、訳も分からぬまま良く聴きました。中でもエモいこの曲が好き。

Celeste/Tell Me Something I Don’t Know
#今年発売でよかったやつ
#極上ネオソウル

↑この人ジャケの眼光からしてもうタダモンじゃないですよね。そろそろ新譜が聴きたいな。


7. Chemtrails Over The Country Club/Lana Del Rey

2021/12/2
今年はラナ・デル・レイ2枚出ました。どちらも良かったですが1枚目が初聴きだったのでより印象には残ってます。その中でもじっくり聴かせてくれるなーと思ったのがこちらです。

Lana Del Rey/Wild At Heart
#今年発売でよかったやつ

↑これがラナ様初聴きかー。Wild At Heartは今でも名曲と思ってる。


6. A Beginner’s Mind/Sufjan Stevens & Angelo De Augustine

2021/12/9
メデューサみたいなジャケットで損してると言われているスフィアンの今年のアルバムからのシングルカット曲。もちろん曲は美しい!

Sufjan Stevens & Angelo De Augustine/Reach Out

↑今でもこのタイトルにこのジャケ、納得いってない。


5. Collapsed In Sunbeams/Arlo Parks

2021/10/28
もう木曜日。あと1日・・
西ロンドン出身アーロ・パークスの優しい歌声に包まれてスタートしたいと思います。

Arlo Parks/Hope

12/3
Spotifyの今年のまとめが出たので今年の自分の傾向がよくわかりました。これは自分が思ったよりもよく聴いてた曲です。

Arlo Parks/Caroline
#今年発売でよかったやつ

↑これは沁みたなあ…


4. Loving In Stereo/Jungle

2021/8/13
余りにも良すぎる。最後まで息つく間もない・・
英国ソウルとかネオソウルって未知な分野だったけどSaultもArlo parksもCelesteも全部刺さって何をどうすればいいのやら。

10/31
土曜の朝、あのノエル・ギャラガーも「クソ素晴らしい」と絶賛したロンドンのユニット、ジャングルでスタートします。イントロはモータウンっぽいですが歌パート始まると途端に今って感じします♫

↑最近来日公演が盛り上がってましたね!


3. An Evening With Silk Sonic/Silk Sonic

2021/11/7
ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのユニット、シルク・ソウル。ビデオクリップ観て腰抜かしそうになりました。もうサビのタメが・・

Silk Sonic/Smokin Out The Window
#極上ネオソウル

↑これは衝撃でした。


2. How Long Do You Think It’s Gonna Last?/Big Red Machine

2021/8/27
これ聴いて癒され中です。
フリート・フォクシーズもテイラー・スウィフトも出てきて総出で癒やしてくれます。

2021/11/16
テイラー・スウィフト、もうしばらくこっちの世界にいてくんないかな。
Big Red Machine, Taylor Swift/Renagade
#今年良かったやつ

↑ボン・イヴェールとジャスティン・バーノンのプロジェクト。その2人の写真がミュージック・マガジンのUSインディ特集号の表紙になっていて記事を読みながらよく聴いてました。


1. Sometimes I Might Be Introvert/Little Simz

2021/9/4
圧巻。色んな要素が濃密に詰め込まれてるのに全然胸焼けせずむしろ心地よい。こういうのは旧譜マラソンでは出会えなさそうだから新譜鑑賞もやめられない。

2021/12/1
今年は訳も分からずシムズ聴きました。訳が分からなくてもいいものは伝わるんだな、と思いました。Sault のプロデューサーとシンガーが支えるこの曲で1日を始めます。
Little Simz feat. Cleo Sol /Woman
#今年発売でよかったやつ

↑後述します。



雑感

往時の自分のコメントを読むと今以上に稚拙で恥ずかしい気がする一方で率直な感想であったりお気に入りの曲が綴られていて興味深いです。

またこの年はまだコロナ禍真っ最中で在宅勤務も多く、洋楽鑑賞再開仕立てということもあって貪るように聴いていたことを思い出します。考えてみれば2020年より2021年に世に出た作品の方がコロナ禍で企画・制作されたものがきっと多いですよね。そのせいで内省的な作品が多い、とまで言うつもりはありませんが享楽的な作品は確かに少ないような気がします。

そんな中で脳天を撃ち抜かれたかのような衝撃だったのがLittle Simzの「Sometimes I Might Be Introvert」。アルバムトップ表題曲のイントロの仰々しさにまず口あんぐり。ゲストのCleo Solが歌い上げる女性讃歌“Woman”の美しさに息を飲む。当時上り調子のプロデューサーInfloがこの実力派英国女性ラッパーを素材にやり切ったアルバム。個人的にぶっちぎりの1位選出でした。

2〜8位はあまり差がない。USインディかUKソウルかLana Del Rey。ラナ様はもはや単体で1つのジャンルなんだということがよくわかりますね。このへんまでと少し飛ばして15位のJoy Crookesは今でも鉄板な気がします。

それ以外はもし今の感覚で選び直すとしたら↓このへんとシャッフルして再選考することになるんだろうなあと思ってます。やったら楽しいだろうな…

上段 左から
Cleo Sol/Mother
Tyler, The Creator/CALL ME IF YOU GET LOST
The Black Keys/Delta Kream
中段
Drake/Certified Lover Boy
Snail Mail/Valentine
Makaya MaCraven/Deciphering The Message
下段
Billie Eilish/Happier Than Ever
L’Rain/Fatigue
Julien Baker/Little Oblivions

上の9作品も合わせて見るとクィア女性の作品が結構ありますね。別に意識して選んだわけではないですがこの頃すでに浴びるように新譜を聴くリスニングスタイルだったので単純にその中でピカっと光っていたのでしょう。

あと誰もが選びそうなもので選べなかったのがMåneskin、Black Midi、BC,NRです。これは単純に好みの問題で聴き漏らしてるわけじゃないですよってことで…

左から
Måneskin/Teatro d’ira
Black Midi/Hellfire
Black Country, New Road/For the first time


ちなみにこれが当時の投稿でした。まだXじゃなくてTwitterでしたけど↓

以上です。書いてて思いましたが「3年前」ってつい最近ってほど近くないし懐かしくはあるけどまだ一巡してる感覚はなくて何とも微妙な現在との距離感ですね…ともあれ無事ブログ化できてよかった…

最後までお読み頂きありがとうございました!(もし宜しければXだけでなくこちらにもいいね頂けるととても励みになります!😂)

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