心の熱を無視しなければ、幸せに繋がるはずだ【1ヶ月書くチャレンジ Day29】
「自分にとっての幸せはどんな状態か」
人目を気にせずとも、自分の本当の感情を思い切り出せる。変に着飾らずとも、ありのままの私でいられる。
そんな環境にいられること、そんな状態の私で毎日生きられることこそが、何物にも代えられない幸せなのだと思う。
赤ちゃんの頃は、人前でどんなにオーバーに笑おうが泣こうがわめこうが、周りの人たちは、無条件に私を守ってくれた。
でも、悲しいことに、成長して大人になるにつれて、私を守ってくれる大人は減っていく。
人目を気にし始め、感情表現が思うように出来なくなってくる。特に私はそうだ。
周りが冷静だと、自分が浮いてしまう。だから湧き上がる感情を抑え込む。浮かないように。世間体を意識して、変な目で見られないように。僅かなエネルギーを費やしてしまうんだ。
それを続けていると、我慢が癖になってくる。自分の感情に蓋をして、心が熱くなっても、見なかったふりをして。徐々に本来の感情が奥底に埋もれていく。凍りついていく。怖いよね。
日常生活は何不自由なく送れるから、他の人には、なんてことのない人だと思われる。実際は違うのに。大人になるにつれて、本当の私を見つけてくれる人がいなくなる。例えゲラゲラ笑いたくても、泣き叫びたくても。
そんな状態は怖い。自分すらも受け入れられないような人間になりたくない。
だからこそ、目の前の一瞬一瞬に素直に反応したい。
多くは望まない。せっかく美味しいご飯を食べたのに、「フツーだね」って言いたくない。単純に「美味しい!!!!」って言いたい。
綺麗な夕日を見て、「フツーだね」って言いたくない。目を輝かせて息を吸い込んで、腹から思いっきりデカい声で「綺麗だなあ!!!!」って言いたい。
難しいかもしれない。私の場合は心より先に、頭が反応しちゃうから。
不器用だから、本来の感情がどこにあるのか分からなくなって、誰かを困らせることも、往々にしてある。
でも、諦めたくないな。幸せの形は私が決めたい。誰かに決められたくはない。
まずは素直になろう。
少しずつ、心に、赤ちゃんだった頃の熱を取り戻していこう。私が一番に私だけの叫びに気付いてあげよう。そうする。