Mimighoul 日本語訳まとめ
はじめに
海外で2024/07/19に発売されるThe Infinite Forbidden に収録される新規テーマ「Mimighoul」。それのまとめです。
特徴
裏側表示で相手の場に特殊召喚できるレベル1モンスター群とそれをリバースさせるレベル4が存在します。
レベル1モンスターは
①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。
②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
の共通効果と③の固有効果を持っています。①効果は基本的にデメリット効果になっています。
基本的に自身の②効果で相手の場に特殊召喚し①のデメリット効果を相手の押しつける形になります。
押しつけたモンスターを「Mimighoul Archfiend」の③効果や「Mimighoul Master」で相手ターンに表示形式を変更させていきます。
2024年10月11日に海外で発売する発売予定の「Rage of the Abyss 」で新規の「Mimighoul」が追加されました。
自身の場に出せる効果とエクシーズ、魔法などが加わったので戦術に幅が出ています。
各種カード効果
「Mimighoul Master」
レベル4/地属性/アンデット族
攻1800/守1200 効果モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、または自分フィールドに「Mimighoul Master」以外の「Mimighoul」モンスターが存在する場合、このカードは戦闘およびカード効果では破壊されない。
②このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「Mimighoul Master」以外の「Mimighoul」モンスター 1体を手札に加える。
③相手のメインフェイズに発動できる。フィールドの裏側表示モンスター1体を表側攻撃表示または表側守備表示に変更する。
「Mimighoul Cerberus」
レベル1/地属性/獣族
攻400/守1800 効果/リバースモンスター
このカード名の①②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。
⚫︎自分のデッキの上から3枚除外する。その後、除外されているモンスター1体を相手のフィールドに守備表示で特殊召喚する。
⚫︎このカードのコントロールを相手に移す。
②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
③相手は自分フィールドの表側魔法カードを効果の対象にできない。
「Mimighoul Dragon」
レベル1/地属性/ドラゴン族
攻500/守2000 効果/リバースモンスター
このカード名の①②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。
⚫︎自分のフィールドの「Mimighoul」以外の表側表示モンスターを全て破壊する。
⚫︎このカードのコントロールを相手に移す。
②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「Mimighoul」魔法罠1枚を手札に加える。
「Mimighoul Archfiend」
レベル1/地属性/悪魔族
攻0/守1900 効果/リバースモンスター
このカード名の①②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。
⚫︎相手は1枚ドローする。
⚫︎手札からカード1枚を墓地に送る。
⚫︎ このカードのコントロールを相手に移す。
②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。
③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。裏側表示モンスター1体の表示形式を表側攻撃表示か表側守備表示に変更する。
「Mimighoul Armor」 ・new
星1/地属性/戦士族
攻 600/守1500 効果/リバースモンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがメインフェイズにリバースした場合に発動する。
以下の効果をそれぞれ適用する。
●このターン、「Mimighoul」モンスターは戦闘では破壊されない。
●このカードのコントロールを相手に移す。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する
(相手フィールドにモンスターが存在する場合、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する事もできる)。
「Mimighoul Fairy」・new
星1/地属性/天使族
攻 100/守 100 リバース・効果モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがメインフェイズにリバースした場合に発動する。
以下の効果をそれぞれ適用する。
●このターン、自分は自分の手札から特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
●このカードのコントロールを相手に移す。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する
(自分フィールドに「Mimighoul」モンスターが存在する場合、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する事もできる)。
「Mimighoul Slime」・new
星1/地属性/水族
攻 400/守 500 リバース・効果モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがメインフェイズにリバースした場合に発動する。
以下の効果をそれぞれ適用する。
●相手はデッキから「Mimighoul」モンスター1体を自分フィールドに特殊召喚できる。
●このカードのコントロールを相手に移す。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する
(相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する事もできる)。
「Mimighoul Maker」
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
① デッキからカード名が異なるリバースモンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。その1枚を相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚し、残りを自分の手札に加える。その後、自分の手札から「Mimighoul」モンスター1体を特殊召喚できる。
②相手が特殊召喚した場合、墓地のこのカードを除外して相手の裏側守備表示モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示か表側守備表示に変更する。
「Mimighoul Room」
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①デッキから「Mimighoul」モンスター1体を自分フィールドに表側表示で、または相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。その後、フィールドの表側表示モンスター1体を選んで裏側守備表示に変更できる。
②墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「Mimighoul」モンスターを任意の枚数選択して発動できる。そのモンスターを手札に戻す。
「Mimighoul Dungeon」
フィールド魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドのこのターンに召喚・特殊召喚されていない「Mimighoul」モンスターの攻撃力はその元々の守備力分アップする。
②裏側守備表示モンスターをコントロールしているプレイヤーは通常召喚できず、このターンに特殊召喚されたモンスターで攻撃宣言できない
③自分メインフェイズに発動できる。デッキ・墓地から「Mimighoul」モンスター1体を手札に加える。
「Mimighoul Fork」・new
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
相手は以下の効果から1つを選び、自分はその効果を適用する。
●そのモンスターを表側攻撃表示または表側守備表示にする。
●そのモンスターを墓地へ送る。その後、そのモンスターの元々の持ち主は2枚ドローする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「Mimighoul Fork」1枚を手札に加える。
「Mimighoul Charm」・new
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):自分・相手のメインフェイズに、相手フィールドの「Mimighoul」モンスターがリバースした場合に発動できる(同一チェーン上では1度まで)
相手のEXデッキ(裏側)のカードをランダムに1枚選ぶ。
そのカードが特殊召喚可能なモンスターだった場合、自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
特殊召喚できなかった場合、そのカードを除外する。
「Giant Mimighoul」・new
ランク1/地属性/岩石族
攻1300/守2000 エクシーズ・効果モンスター
レベル1モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがX召喚した場合に発動できる。
デッキから「Mimighoul」カード1枚を手札に加える。
(2):相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する限り、
Xモンスター以外の自分の「Mimighoul」モンスターは直接攻撃できる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドの裏側表示モンスターの数までフィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードを破壊し、破壊した数×1000ダメージを相手に与える。
「Mimighoul Throne」・new
ランク1/地属性/岩石族
攻 0/守1000 エクシーズ・効果モンスター
レベル1「Mimighoul」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地の「Mimighoul Master」1体を特殊召喚する。
(2):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの「Mimighoul Master」1体を対象として発動できる。
このカードを攻撃力1000アップの装備魔法カード扱いでそのモンスターに装備する。
その後、このカードが持っていたX素材の数まで、フィールドのカードを手札に戻す事ができる。
簡易まとめ
戦術
フィールド魔法の「Mimighoul Dungeon」かレベル4モンスター「Mimighoul Master」でリバースしたときの効果が強力な「Mimighoul Archfiend」を手札に加え相手の場に特殊召喚することを目標に動きつつ、フィールド魔法と罠でロックをかけていきます。
「Mimighoul Archfiend」を送りつけてリバースし相手は手札-1、自分は1ドロー。これだけでも強い。
通常魔法である「Mimighoul Maker」はリバースモンスター2体の内からランダムに1体相手の場に、もう1体を自分の手札に加えることができます。
この場合選ぶ2体のモンスターは「Mimighoul Archfiend」と罠魔法をサーチできる「Mimighoul Dragon」を選択します。
上記の簡易まとめをみていただけるとわかりやすいのですが「Dragon」が手札に来た場合だとそのまま特殊召喚しフィールド魔法をもってきて「Mimighoul Master」につなげます。
その後相手ターンに「Mimighoul Master」の効果で「Mimighoul Archfiend」を反転召喚させ効果を発動します。
手札に「Mimighoul」を集めて相手のフィールドに特殊召喚しまくりデメリットを押しつけていく感じです。
新規が追加されたので戦術が広がりました。
・「Mimighoul Charm」発動中に「Mimighoul Fork」を使い相手のEXカードを奪うか2枚ドローの選択を迫る。
・「Mimighoul Throne」をエクシーズ召喚し「Mimighoul Master」を特殊召喚。効果で「Mimighoul Archfiend」を手札に加え、相手の場に特殊召喚。
「Mimighoul Master」の効果でリバースさせハンデス。
具体的な展開例
「Mimighoul Maker」一枚
1.「Mimighoul Maker」発動し「Mimighoul Archfiend」と「Mimighoul Dragon」を選択。
※2.「Mimighoul Archfiend」が自分の手札にくわった場合、通常召喚し効果で相手の場の「Mimighoul Dragon」をリバース。効果で自分の場に帰ってくる。
3.「Mimighoul Archfiend」と「Mimighoul Dragon」で「Giant Mimighoul」をエクシーズ。②効果で「Mimighoul Dungeon」を手札に加える。
4.「Mimighoul Dungeon」で「Mimighoul Master」を手札に加え通常召喚する。
5.「Mimighoul Master」で「Mimighoul 」モンスターを手札に加え、相手の場に特殊召喚する。何を持ってくるかは自由。
※2.「Mimighoul Dragon」が手札に加わった場合、通常召喚し「Mimighoul Dungeon」を手札に加える。
3.「Mimighoul Dungeon」で「Mimighoul Archfiend」を手札に加え通常召喚する。
4.「Mimighoul Archfiend」で相手の場の「Mimighoul Archfiend」をリバース。効果で自分の場に帰ってくる。
5.「Mimighoul Archfiend」と「Mimighoul Dragon」で「Mimighoul Throne」をエクシーズ。①効果で「Mimighoul Master」を特殊召喚する。
6.「Mimighoul Master」効果で「Mimighoul Fairy」を手札に加え②効果で特殊召喚する。
7.「Mimighoul Archfiend」と「Mimighoul Fairy」で「Giant Mimighoul」をエクシーズ。②効果で「Mimighoul Room」を手札に加える。
基本的に「Mimighoul Throne」→「Mimighoul Master」→「Mimighoul Fairy」→「Giant Mimighoul」→「Mimighoul Room」の流れが好ましいです。
採用候補
「ファイヤーソーサラー/Fire Sorcerer」
送り付けによる強制2枚ハンデス。
800ダメージと引き換えだが安いものです。相手が除外ギミックなどを有している場合は注意が必要です。
「ADチェンジャー/A/D Changer」
墓地に送らなければならないのですが自分相手の場のモンスターの表示形式を変更できます。「スモールワールド」採用するならば中間地点として優秀です。
「サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron」
通常魔法である「Mimighoul Maker」もあるため召喚権を使わなくてもいい場面があります。「Mimighoul 」モンスターを能動的にうごかせるため採用するのも面白いかと思います。「スモールワールド」採用するならば中間地点として優秀です。
「ガード・ドッグ/Guard Dog」
「真空イタチ/Whirlwind Weasel」
上記の通り召喚権に余裕がある場合があるためセットしておくことで妨害できるこの2体は採用してみる価値はあるだろう。
獣族のため「マスター・オブ・HAM」の融合素材になれる。
「裏風の精霊/Spirit of the Fall Wind」
サーチは豊富なので採用するかは好みだが・・・・・・。
個人的にはなくても。
「悪魔の偵察者/Hiro's Shadow Scout」
相手におくりつけリバースさせ手札補充する。魔法が墓地に送られてしまうためワンフォーワンやワンチャンなどとは相性悪いか?
「チュウボーン/Chewbone」
魔法で相手の場に出しリバースさせることでトークンが3体でてくる。リンクが伸ばせるため狙うのも悪くないだろう。
自身の手札に加わった場合は貫通付与もちで一気に攻撃するか「Mimighoul Dragon」で破壊してしまおう。
「光の護封剣/Swords of Revealing Light」
自身の効果で相手の場にSSした「Mimighoul」を反転召喚できる。
その後リンク召喚などに使いたい。
「リバース・リユース/Reverse Reuse」
リンク素材等にした「Mimighoul」などを特殊召喚したい。
2体までなのもありがたい。「トラップトラック」などで破壊したモンスターを相手の場に出せる。
「サン・アンド・ムーン/Sol and Luna」
上記の「ガード・ドッグ/Guard Dog」や「真空イタチ/Whirlwind Weasel」に使いたい。
「召喚の呪詛/Summoning Curse」
「Mimighoul」モンスターの効果で相手の場に出すと相手が手札を除外しなければならないようです。
これは来日後に公式に問い合わせてみますがもし確定ならば相手の手札を除外しつつ展開できます。
サーチ手段がネックではありますね。
「サブテラーの継承/Subterror Succession」
主に上の効果を使用し手札入れ替えを行う。「ADチェンジャー/A/D Changer」をコストにしていきたい。
スモールワールドでのサーチ
スモール・ワールドを使い必要なカードをサーチする。
今回「Mimighoul」カード+「ADチェンジャー」+「サムライソード・バロン」+「チュウボーン」をメインに入れている場合を検討してみた。
「Mimighoul」だけではサーチがつながらない。
現状「ADチェンジャー」「サムライソード・バロン」「チュウボーン」のいずれかからスタートするのが早いだろうか?
「Mimighoul Maker」からサーチできる「チュウボーン」→「Mimighoul」レベル1モンスター→「Mimighoul Master」
「Mimighoul」レベル1モンスターの場合
「Mimighoul Master」につなげる
「Mimighoul」レベル1モンスター→「サムライソード・バロン」→「Mimighoul Master」
「Mimighoul」レベル1から別な「Mimighoul」レベル1
「Mimighoul」レベル1モンスター→「チュウボーン」or「サムライソード・バロン」→「Mimighoul」レベル1モンスター
新規が来たことによりスモワ型である必要性がなくなったがいらないものを誘発にできる可能性があるため考えは片隅に置いておきます。
まとめ
サーチが多いため「ドロール&ロックバード」に弱い点が残念ではあるものの、なかなか面白いテーマです。
後手でやれることが少なかったのですがエクシーズが出たことにより相手のカードバウンスや破壊してバーンなどの力を得ました。
またモンスター2体並ぶのでデモンスミス採用もありです。日本では制限になりましたが来日するころには規制も解かれるでしょう。頼むマジで。
海外プレイヤーは罪宝ギミックでエクシーズしたりなどいろんなコンボが開発されているらしくとてもうらやましいです。
早く日本に来てくれ。
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