最終面接を全敗した理由
「最終面接は弱いところを見せずに駆け抜けれるか、の面接だからね!」
就活支援会社を経営する方に力強く言われました。
その話を聞くまで、私にとっての最終面接とは
'志望動機とキャリアプランの整合性、企業に対する熱意を経営者視点で見られる面接'
という認識でした。
それも間違いじゃないです。しかし実際に4社の最終面接を経験して落ちた私から、それが最終面接の全てじゃないよって声を大にして言いたいです。
反面教師として読んでみてください。
最終面接の特徴
スキル面では評価済み
最終面接に至るまで多くの場合は、人事と現場責任者から会社に必要な人材として評価され、選考を通過します。だからこそめちゃめちゃ忙しい会社のトップと会う機会をもらってます。
特に2次面接は、実際に入社したら自分の上司になる可能性の高い人から「部下にしてもいい」と判断された訳です。1時間かけて学チカ、志望動機、キャリアプラン等色々な角度から情報聞き出したうえでの判断なので、その会社で働く素質はクリアしてます。
最終面接官の意図
前提として内定を出すということは、目の前の学生の人生を背負うということでもあります。
内定を出した学生に対して、あとから取り消したり辞めさせることはできません。本当に活躍してくれるのか、あるいは活躍できるまで粘り強くやりがいを持って仕事と向き合ってくれるのか、最後に判断材料を集める場であり、多くのコストをかけてきた採用活動の結果を決断する場が最終面接です。
また企業としても、経営者としても、社員に幸せになってほしいという想いも少なからず持ってるはずです。
つまり、人生を背負うという覚悟を持ててこそ、内定を出すに至ります。
最終決定権を持つ面接官として、今までの選考を通して評価されてきた部分を自分でも確かめたい、そして不安な部分があれば取り除きたいという意図があります。
不安点を抱えた状態で、人生を背負う決断をするのはとても厳しいです。
私の全敗理由|不安要素が消えなかった
不安① 長く働いてくれるのか
いくつかの面接で「なぜ起業ではなく、就職活動をしているの?」と聞かれました。みんな聞かれてるもんだと思ってましたが、話を聞いてみるとそうじゃない。
私がガクチカとして使っていた小さな会社でのインターン経験が、'起業'というワードを面接官に想起させていたのかもしれません。
質問に対しての私の回答は、
「社会人としての責任感や経験が足りないからです」
企業が求めているのは伸び代があって、投資したら利益として還元してくれる長く働く人材です。
何となくで就活してる訳じゃありません!というのをアピールするための回答でしたが、全然逆効果でした。。
不安② 大変さを理解しているか
私の性格的特徴として、
・ストレスを'ストレス'と受け止めることがあまりない
・やりたかったら一直線
という面があります。
やりたい!という理由で挑戦もするし、挑戦したことに対して自分の理想通りじゃなくても、別にストレスを感じません。ストレスを感じないというか、皆そんなもんだよねって思って、あまり気にしないです。
そこを面接を通して上手に伝えられませんでした。
熱意はあるし、業界理解も出来てる。だけどやりたいことの為に、やりたくないことがあるって理解しているか。この仕事の大変な部分が、この子にとってストレスになりうるか。
実際に最終前の面談で、ストレスをどんな時に感じるのか言語化しておいてねって言われたこともあります。
まとめ
最終面接とは...
今までの選考で評価された部分をアピール、かつ不安点を取り除く場です!
なので少しでも弱い点を見せる
(=今までの話と違うな、不安点なくならないな)
時点で落ちます。
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