大学院中退を決めた今の心境
先日、診断書を提出&合理的配慮の相談を、先生×2、私、支援員の方で行いました。
結果、今の課程で、合理的配慮を行うのはほぼ不可能、やり方を変えるつもりはない
という方向になりました。
流れは、今までの相談の経緯や状況を支援員の方からお話ししてもらい、
私の発達特性に応じた業務量の調節や、研究の仕方の相談に持っていきました。
終始、「この研究室のやり方の何がいけないのか、これは○○先生に準拠したカリキュラムであるため、そこを達成してもらわないと、、」
というスタンス。
その中で、「あっ無理だ。」ってなった発言を、いくつかピックアップしてみたのが下記。目次とする。
発達障害か何か知らないが、高度な対人能力がなければ、この課程にいても卒業はできない。
でたーーーーー
発達障害=対人関係築けない
って理解してるやつーーーー
発達障害の方がみんな、人と会話できないわけではないです。
私の場合、あいまいな指示や口頭での指示が難しい。
決して対人関係が築けないとか、会話が嫌いなわけではない。
例えば、下記のような場面での配慮が欲しかった。
研究指導にて、
一度にワーーーーって話すタイプの先生なので、頭の処理が追い付かない。
また、人としゃべっているときはpcをいじるな、という変わった?先生なの話、pcにメモできない。
そして先生は、一通り話すと、
どうするの?何したいの?
という、この世で一番私が苦手とする、ざっくり質問。
そして、次回の課題は、
「じゃあ、この辺について、もっと詰めてくるように。」
詰めるって何?!?!?!?!
上記のような研究指導について、
ホワイトボートで整理するなど、私に合う理解の仕方ができる環境をお願いしたかった。
でも、自分の研究指導を変えるつもりはなく、私が変わるべき、という方向性に話がいってしまった。
正直、私以外のことでも、かなりヒトに対しての偏見が強い人ではあったので、驚いてはいないのですが、
あからさまに、発達障害→会話できない、無能という固定観念をお持ちなようで、ショックでした。
また、私が、感情がこみあげて発言しようとしてもうまく話せないとき、
「なにいってんの?意味わからないわ」とあざ笑う先生。
ヒトが苦しむ姿を見て、なんで笑えるんだろう。
無理だなぁこの先生、って思っちゃいました。
中退を決意する2点目!
卒後は医療機関に勤めてもらわないと、そのために今まで教えてきたんだから。
私は、医療系の大学院の中にある、職業訓練の側面が強いような課程に属している。
だから、上記の発言は当然だと思う。
でも、合わない環境に就職して、体調崩して、辞めてしまっても、
お互いWinWinでないよな~~って思う。
背の低い子をむりやりバスケ教室に通わせて、バスケ選手にさせようとする
みたいな状況。
卒後の進路に関しては、先生として譲れないようだった。
進路の融通が利いてくれれば、、ちょっと楽になれたかもな~
卒後はバイトでやりくりしよう、とか、もっとゆっくり働けるところにしよう、とか、、そんな甘えた考えを持ってる自分だから、
働けるかどうかもあやしい自分だから、
この風潮を押し付けられる環境にいることに対し、息苦しさを感じる。
相談中(オンライン)、ウトウト&一言も発しないサブの先生
いつもそう。講義とか、研究発表も多くの先生がウトウトしている。
つまり、 院生も先生も先輩も、
みな、慢性的な疲労で、死んでる研究室!!!!
明らかな、生徒同士のいじめはないので、ブラックではないのかな。
でも、みな、業務量過多で、自分のこと以外に気が回らない。
表向きでは、テーマから全部自分で選べる、自分の興味を追求できる
とは言っているが、
先生たちは研究活動を行っていなくて、日々の活動で精いっぱい。
テーマなんか与える余裕も、手法について教える余裕もない。
だから、リソースも、コネも、やり方も、分析も、
全て生徒主体まかせ
もっとこころのゆとりがある場所がいい。
生き急ぐのも、あまり向いていない。
うん、中退でいいと思う。
合わない環境にいて、しんどい思いをするなら、
逃げてしまえばいい。
人生の長いスパンでみれば、きっとわずかな歪みで、
この選択によって、もしかしたら、もっと違う
新しい人生がまっていると信じて。