英語のオタクアカウントを作ったら英語力が上がった話 Part2
Part1が未読の方は、以下のアドレスから読んでください。https://note.com/bright_orchid434/n/n9c768e9ba480
時は戻り2019年5月。数十人のフォロワーさんに恵まれ、楽しく情報交換をしていました。
ラブライブに関することだけではなく、それぞれの国のスラングの話とかしていました。
あるフォロワーさんが「草」は中国だとFワードの意味で使われることがあると教えてくれた時は衝撃でした。なん…だと…
少人数で情報交換するのは本当に楽しかったです。
しかし、この時は、将来起こる事件を予測していませんでした。
1.Aqours5thライブ
2019年6月。そうです、あのAqours5thライブがありましたね。
実はAqours4thライブの時からラブライブフェスまで、
Aqoursの現地ライブチケットとホテルがセットになったパックがありました。
通称、"gaijin pack"(みんなそう呼んでいた)
ラブライブのライブを楽しみながら日本の旅行を楽しめる、画期的なものでした。
ラブライブ、日本の経済に貢献していたんですよ!!!
もちろん、フォロワーさんの中にもgaijin packを使う人がいて、
「日本の旅行楽しみ!Aqoursに会える!!」
と喜んでいました。
残念ながら私はAqours 5thの現地チケットを持っていなかったので、
フォロワーさんに直接会うことはありませんでしたが、
地元の映画館でライブビューイングを見ることになっていました。
見る場所は違うといえ、海外のラブライバーと初めて一緒に見るライブが楽しみでした。
Aqours5thライブを心待ちにしている海外ライバーの様子を見て、こっちも嬉しくなりました。
Aqoursが、日本がこんなに愛されていることを知って心が温まりました。
2.新しいアイデア
ところで、私は津島善子役、小林愛香さん(以下、あいきゃん)のファンです。
Aqours4thライブの頃辺りから、あいきゃんにファンレターを送っていました。
5thライブのことについても、ファンレターを書きたかったのです。
内容を考えていた時、あることが思い浮かびました。
「海外のファンからメッセージを受け取れたら、あいきゃんは喜んでくれるのかな?」
海外ライバーの中には、大好きなキャストにメッセージを送りたくても日本語に自信を持てないから送れないという方がいました。
私は英語についてものすごく詳しい訳ではありませんが、母国語は日本語です。
海外ライバーがメッセージを送る手伝いをしたら、海外ライバーとキャストの両方に喜んでもらえるかも?
最初はあいきゃん宛のメッセージを集めることだけを考えていましたが、フォロワーさんの推しキャストはバラバラでした。
そこで、9人全員のメッセージを集めることにしました。
うわぁ…なんて汚い英語。見返すだけでも恥ずかしい。
残念ながらAqours5thライブの日までにメッセージは1つも集まりませんでした。
まぁ、当時私は知り合い少なかったし拙い英語だし、仕方がない。
それに、誰がこんな怪しい日本人信じるんだよ。
そもそも企画を無かったことにするか、迷いました。
…待てよ、日本でAqours5thライブが終わっても、海外ライバーにはまだお楽しみが残っている。
ディレイビューイングだ!!!!
アメリカ、カナダ、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンでは、ディレイビューイングが行われていたのです。
日本まで行った海外ライバーもいますが、大抵の人は自分がいる国でライブを楽しんでいるでしょう。
そこで私は、それぞれの国のライブビューイングが終わった後にメッセージ募集のツイートをすることにしました。
ディレイビューイングの日に合わせ、メッセージの締め切りも、6月10日から7月1日に変更しました。
それでやっと10件、メッセージが届きました。
この時点でメッセージをくれた人には感謝感激雨あられです。
しかし、この時点ではメッセージがないキャストがいました。足りないよ、まだまだ。
運良くディレイビューイングの回数が増えたので、メッセージの締め切りを7月8日に変更し、今までメッセージをくれた人には宣伝をお願いしました。
これをやったのは7月1日の深夜1時でした。
最後の悪あがきです。
3.7月1日事件
2019年7月1日。朝起きたらTwitterの通知がとんでもないことになりました。
衝撃的すぎて、日付まで覚えました。
なんと、フォロワーさんが2倍以上に増えました。
海外ライバーの皆さんから、英語のDMが多量に送り込まれました。
たくさんのAqoursに宛てたメッセージ。
翻訳する量がたくさんあり、嬉しい悲鳴を上げました。
お陰様で、Aqoursメンバー9人に十分なメッセージが集まりました。
イラストまで描いてくれた人もいて、Aqoursへの愛を感じました。
翻訳は初めてで拙い日本語になってしまいましたが、なんとか完成させました。
↑1枚足りないですが、とりあえず完成。足りない理由は後述。
合計43人から88件のメッセージが集まりました。
後に行われた企画の方がメッセージは多いですが、これでも上出来でした。
4.そして奇跡が
まだメッセージの翻訳をしている途中、私にハッピーな出来事がありました。
7月14日のあいきゃんのyipyipお渡し会イベントに当選しました。
数秒間だけでも、あいきゃんと話すチャンスです。
それに、プレゼントボックスがあったため、あいきゃんへの手紙だけは郵送しなくても良くなりました。これが3.で出てきた画像で手紙が1枚足りなかった理由です。
海外ライバーからの手紙をスタッフさんに預け、
あいきゃんが待つ部屋の前で心臓が破裂しそうになりました。
私の順番は最後だったのですが、あいきゃんの声が部屋から漏れ出ているのを聴いた時、強いオーラを感じました。
そして、私はあいきゃんと話したのでした。
「海外の友達のメッセージを日本語に翻訳したものを持ってきたので、良かったら読んでください」
私がそう言った時、あいきゃんは満面の笑みで、
「わーー!!読むね!!」
と言ってくれました。
あいきゃんの笑顔と言葉を聞いて、諦めずに今回の企画をやり遂げて良かったと思いました。
もちろんこの出来事は海外ライバーの皆さんに伝えました。
ものすごく喜んでくれました。特にあいきゃんにメッセージを送った人は。
海外のファンからファンレターを送る企画は、思わぬ形で幕を閉じたのでした。
To be continued…