見出し画像

英語のオタクアカウントを作ったら英語力が上がった話 Part1

こんにちは、リリィです。
私は2019年4月に英語のTwitterアカウントを作りました。
元々は「英語の勉強がしたい+海外のラブライバーと友達になりたい」という動機でしたが、これが思いの外効果があったのでした。

具体的に、TOEICの点数は
610点(2014年、大学入学時)→815点(2022年、社会人5年目)
という変化がありました。
この期間は一度も海外に行っていませんし、2014年4月〜2018年頃はほとんど英語の勉強をしていませんでした。

これは、沢山の海外ライバーとの出会いがなければ達成できなかったと思います。
オタクやりながら英語力も上げられたら一石二鳥じゃあありませんか…?

良かったら、この一人の冴えないラブライバーの話にお付き合いください。
きっと読み終えた頃には英語の勉強がしたくなっていますよ←

1. 堕落と挫折の日々

落ちていく英語力


高校を卒業してすぐ、大学でTOEICを受けました。
そこでTOEICを610点取得したのですが、
私がいた大学ではTOEICが600点以上であると英語の授業が免除されたので、
その後私はほとんど英語を勉強しなくなりました。

途中で「このままじゃあマズい!せっかく高校の時英語頑張ったのに!」
という気持ちが起こりいくつか英語のテキストを買いましたが、それも続かず。
そもそも実習がある学科に入ったので、実習があるうちは英語の勉強ができませんでした。

大学を卒業後、出勤の電車でラジオ英会話を聴きましたが、それも続きませんでした。
「忙しい」を言い訳にして、ラジオを聞くだけで終わっていたのでした。
そりゃあ英語力上がらないよね。

ラブライブとの出会い

一方のオタ活の方は、大学に入学した年にラブライブに出会いました。
2014年…あのμ'sの全盛期です。
大学のサークル仲間にスクフェスを勧められ、気がつけば泥沼のようにハマりました。
μ'sの映画もファイナルライブも映画館で観たし、ラブライブ!サンシャイン!!はリアタイしました。
この時は大学の仲間達や彼氏とラブライブを楽しんでいました。
一番他のラブライバーとの交流が少なかった頃です。この時はこの時で楽しかった。

海外のラブライバーとの出会い

2018年頃から、ラブライブの現地に行くようになりました。
Aqours 4thとギルキスファンミでは、海外のラブライバーが嬉しそうに現地へ向かう様子を見ました。

「あの人達と英語でラブライブについて語り合えたら楽しいだろうな…」

高校の時は英語が話せていたので、再び話したいという気がありました。
でも今の私には英語を話す力がない。
いきなり話しかけたら不審者だしな。

また、韓国でAqoursのライブがあった時に、
ラブライバーが力を合わせてペンライトの虹を作ったというエピソードを知ったので、

「海外のラブライバーってどんな人達なんだろう?」

という興味がありました。
これが、私が海外のラブライバーと話したいと思った理由です。

ちなみに大学にも海外出身のラブライバーがいましたが、
彼女は日本語がペラペラだったので日本語で意思疎通していました。
恐らく彼女が最初に出会った「海外のラブライバー」です。
元気にしているかな?

英語アカウント開設

ドラゴン桜2に触発され

先に書いた通り、私は英語の勉強を長続きさせることができませんでした。
なので、長続きする英語勉強法を探していました。

ある時、ドラゴン桜2を読んでいた時に
「Twitterアカウントを作り、英語でツイートする」
という勉強法を見かけました。

「英語でオタクのツイートすれば長続きするんじゃね?」
「それで海外のラブライバーと仲良くなれたら最高だな」

そう思った私は、2019年4月に英語のTwitterアカウントを開設したのでした。

ゼロからイチは最難関

英語でツイートすることについては、Google翻訳で文法の最終確認をすれば良かったのですが(スマホを持つ手が震えたけどね)、ここで大きな壁が一つ。
最初の1ヶ月くらいはフォロワーさんがいませんでした。

高海千歌ちゃんが「ゼロからイチへ!」と劇中で叫んでいたのですが、
それは一番難しいことなのです。

やはり当時の私は素性がわかりにくい人物だったので、
気になる海外のラブライバーをフォローしてもすぐに反応していただけるはずもなく。
そりゃあフォロワー0でデタラメな英語書いている奴なんか誰もフォローしたくないよな。

そこで私は海外のラブライバーの皆さんに英語でリプすることにしました。
だから余計に怪しいって!

海外には「FF外から失礼します」という文化がないので、
日本と比べるとFF外からリプを送るハードルが低いのです。

そうこうしているうちに、初めて私をフォローしてくれる人が現れました。
イタリアに住む、日本語を勉強しているラブライバーです。
英語ではなく日本語でやり取りすることが多かったですが、やっぱり最初にフォローしてくれた人がいたのは本当に嬉しかった。

最初にフォローしてくれる人が現れたお陰で、数十人の人がフォローしてくれました。
特に日本語を勉強している海外ラブライバーの方は、フォローを返してくれることが多かったです。

数十人の海外ラブライバーとμ'sやAqoursについて話している時がすごく楽しかったです。フォローしてくれた人の出身国もアメリカ、フランス、中国、フィリピン…と増えていきました。

あの時語り合ってくれた彼らからは、日本の文化が愛されていることがものすごく伝わってきました。それは日本人として嬉しかったです。

数十人の海外ライバーとTwitterでやり取りすることが私の日課になっていました。気がつけば英語でツイートすることが続いていました。

後に千人単位の海外ライバーにフォローしてもらえるとは、夢にも思いませんでした。


To be continued…