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英語のオタクアカウントを作ったら英語力が上がった話 Part3

Part1・2が未読の方はこちらからどうぞ。


最初に海外ラブライバーからAqoursへのメッセージを集める企画を主催した後。
思ったより人が集まり、フォロワーの皆様から温かい言葉をいただきました。

「やっと大好きな推しにメッセージが送れた!」
「今度ライブに行ったら一緒に記念撮影しよう!」
「参加し損ねた…またこの企画やってくれ」

思ったより好評で、ホッとしました。
皆で楽しいことをやりたいという目的があったので、それは成功したのだと思います。

今回の企画をきっかけに海外のラブライバーとの交流が増えて、嬉しく思いました。

1.新企画

2019年、ラブライバーにとって悲願のイベントが発表されました。

ラブライブフェス。

あのμ'sがステージに帰ってくる。

しかも、μ's、Aqours、虹ヶ咲、Saint Snowが同じステージに立つ。

こんなイベント、ラブライバーとしては見逃せません。

絶対参加したい。

そして同時にこんなことも思いました。

「せっかく4ユニットが同じステージに上がるし、またメッセージ集めちゃおうかな」

ただし、ラブライブフェスに出演したキャストは29名です。

29人のメッセージを集めるのも、翻訳するのも、郵送するのも大変です。(現地に行けばプレゼントボックスがあったので、郵送は不要)

ラブライブフェスが開かれたのは2020年1月でしたが、

最速先行が行われたのは夏でした。

そこで、ある事を決めました。

「最速先行でラブライブフェスのチケットが当たれば、29人に向けたメッセージを集める」

でも、考えてみてください。

コロナ前の2019年です。μ'sが再びステージに上がります。

倍率高いですよね!?!?!?

連番者とシリアル付きのDVDを何枚買うか相談しましたが、

こんなの当たる訳ないだろ、って思いました。

ところが、予想外のことが起こりました。

最速先行で2日間両日当たりました。

※前回の企画に参加したフォロワーさんが「あの時のお礼だよ。絶対当ててくれ!」と言ってシリアルを譲ってくれました。その節は誠にありがとうございました。

一度決めたからには、29人分のメッセージを集め始めました。

今回の企画も絶対盛り上げるぞ、と息巻いていました。

2.初めてのエンカ、そして失敗

さて、さっきの話とは別になりますが、

2019年10〜11月には小林愛香さんのファンミーティング「Birthday Party」が開催されました。

小林愛香さんのファンミーティングに参加することは初めてだったので、この日をずっと待ちわびていました。

当時は国境が開いていたので、海外のLiand(小林愛香さんのファンクラブメンバーのこと)も日本に遊びに行きやすかったのです。

私がファンミーティングに参加すると知ったアメリカのフォロワーさんが、

「リリィ、僕と座席近いんだね!ファンミの席に着いたら挨拶するね!」

とDMをくれました。

嬉しい反面、私には不安がありました。

それは…英語でTwitterをしているが、英会話は高校を卒業した後ほとんどやっていない。社会に出た後は全くしていない。

もし彼と話すことになったらどうしよう、全く通じないのではないか、と怖くなりました。

ファンミ当日、私とそのフォロワーさんは着席すると、互いの席を見て手を振り合いました。

しかし、それ以外は何もしませんでした。

せっかく会えたのに、フォロワーさんに何も話しかけられなかった。すごく悔しかったです。

また、物販に並んでいた時、私の後ろにいた二人組が英語で小林愛香さんについて楽しそうに語っていました。

私はその時Twitterで、

「私の後ろの2人組、英語喋っているけど、まさか私のフォロワーさん…?」

とつぶやきました。

その時は何もツイートへの反応はありませんでしたが、

イベントが終わって帰った後に、フォロワーさん(手を振った人とは別)から、

「ごめんごめん!僕らの前に並んでいたのリリィだったんだね!!話せたら良かったわ!!」

というコメントがありました。

勇気を出して話しかければ良かった。

小林愛香さんに会えた事は最高すぎるよ全部最高!でしたが、

悔いが残ってしまいました。

実はさっきの企画とは別で、小林愛香さんの誕生日を祝うメッセージを世界中から集めました。思ったより集まってくれて嬉しかった。

3.完成

さて、あの29人のラブライブキャストへ宛てたメッセージを集めた話に戻ります。

私だけでできる事には限界があるため、原則メッセージを送れるキャストは1人の参加者につき3人までという制限を作りました。

それでも、沢山のメッセージが集まりました。

なぜなら、フォロワーさん達が企画のツイートを沢山RTしてくれたり、

海外のラブライバーが沢山フォローしているTwitterアカウントまでツイートを拡散したりしてくれたからです。

しかし、この企画が沢山拡散されるにつれ、懐疑的な声もありました。

「この企画、嘘なのでは…?希望を裏切られたくない」
「本当に29人分のメッセージを翻訳する奴なんておらんやろ」
「こいつ(私)の正体FBIじゃね?」←意味不明

それでも多くの海外ラブライバーが賛同してくれて応援してくれため、

最後までやり遂げました。

翻訳するの楽しかったしな。

詳しいメッセージはここに載せられませんが、

新田恵海さんに宛てたメッセージを翻訳した時が一番泣けました。

やっぱりこの人がラブライブファミリーのリーダーなんだと思い知らされました。

その思いは日本人ラブライバーだけではなく、海外ラブライバーも同じでした。


2020年1月18日。ラブライブフェス当日。

私は29人分のファンレターを持って、さいたまスーパーアリーナへ行きました。

これからファンレターをボックスに入れる時に、手がガタガタと震えました。

世界中から集まったラブライバーからの愛が、突然重く感じました。

その様子を見ていた連番者が、私のカバンを全て持ってくれて、ボックスにファンレターを入れるのを見守ってくれました。

そして無事に、何とかファンレターを配り終えたのでした。

ラブライブフェス1日目で4つのユニットに会った時、μ'sがステージに上がったのを見て、

「私、こんなにすごい人達に宛てたメッセージを翻訳したんだ」

と恐れ多く感じました。

彼らの才能は、間違いなく海外のラブライバー達にも認められているのです。

ラブライブフェス1日目は、ほとんどの時間を連番者と共に過ごしたのでした。

2日目で奇跡が起こると知らずに。

To be continued…