TravisJapanと言うアイドルグループ8
日本もジャニーズ以外のボーイズグループが出てきていますよね。
ジャニーズのコンセプトを人々が言う時「トンチキ」や「ダサい」なんて言葉を耳にします。
確かにジャニーズのライブの衣装とかって「!!」って、驚く衣装とかありますからね。
でもジャニーズだからと世間からの公認度は確実にあって、これを他のボーイズグループがやるとキツい、かなり難しい。
だから、他のボーイズグループは非ジャニーズを目指している。
ジャニーズは確かに好き嫌いがあるけれど、日本でアイドルと言えばジャニーズ、ジャニーズと言えばアイドルと日本人の誰もが思うぐらい根付いていて、身近な存在だと思う。
世間にはダンスが上手い人は大勢いるし海外の大会で優勝した経歴に触れられていたりするけれど、それって結局ダンススキルがある「ダンサー」ではないの?
トラジャもダンス大会で入賞したけれど、それがきっかけでAGTにも出演したけれど「ダンススキル」だけだったら、あそこまでスタンディングオーベーションはなかったんじゃないかな?
ダンス+ジャニーズイズムがうまくハマったから米国人に受けたと思ってる。
トラジャにはアイドルと言う存在感に米国人も納得するプロのスキルが備わってるんですよね。
ジャニーズはトンチキやダサいとか言われますが、私は「親近感」と言う感覚が近いと思っていて親戚のお兄さん的な、学校の先輩、後輩、同級生的な立ち位置。
ジャニーズアイドルって威圧感ないじゃないですか?
皆、親しみ感があって、でも何かやれば惹きつける引力がある、だからアイドルなんですよね。
不完全であっても「魅せる事が出来る、湧かせる事が出来る」これがジャニーズ。
トラジャはダンスがプロ級なのに威圧感じゃなくて親近感を感じさせるのが米国人には新鮮だったんじゃないかなと。
多分、米国にはいないタイプのボーイズグループ。
それまでなら「幼稚過ぎる」とバッサリとバツボタン押されていたと思う。
そして幼稚という評価と素晴らしいと言う評価の差はやっぱり、トラジャのダンススキルだと思ってて、それだけ彼らのパフォーマンス力はスゴイんだよと言いたい。
AGTのサイモンさんが『彼らは我々に刺激を与えてくれる』と言う言葉がずーっと頭の中に残っていて「刺激」って、そうそう与える事って難しいと思うんです。
特にエンターテイメントにおいて。
演者は聴衆に「刺激を与えたい!」と思ってパフォーマンスすると思うけれど、見てる受け手が「どんな刺激を受けとる」かは神のみぞ知る。
自分にとっても楽しいだろう、面白いだろう、スキル凄いだろう!も受け手が同じように感じるかは分からないんですよね。
(まぁ、そこをメディアを通じて「アレは面白かったよね、凄かったよね」と大衆に宣伝するのでしょう)
これがオーディションでは如実に分かる。米国だから日本であるような忖度はなし。
残念な事にファイナルではトラジャのパフォーマンスはYESを貰えませんでしたが、それでもキャピトルレコードがオファーに動いたという事はサイモンさんの「刺激を与える」と言う部分にキャピトルの担当者及び関係者も共感したからであり、我が社でデビューを!に繋がったんじゃないかな、と思ってます。
あー 次はどんなパフォーマンスを魅せてくれるのかな?新作のMVと曲が楽しみで仕方がない。