私は子供がいません
で、子供がいない人達のエッセイとか読んだ事あるんですけど、皆さん「活動的」「行動的」で社会活動に深く関わり、そしてちゃんと存在感を示している。
すごいなーと思う。
しかし、私はそっちじゃなかったんですよね。
子供いないけど、特に社会活動に力を入れる訳でもなくパートに出て働き、後は家でまったり生活してる「子供のいない主婦」です。
何故、子供がいないかと言うと単純に子宝に恵まれなかったからです。
子供がいらない選択をしたのではなくて、普通に出来ませんでした。
もーしょーがなくないですか?って話なんですよね。
そりゃ、コウノトリが運んでくれたり、キャベツ畑に「赤ちゃん」がいて「お宅にどうぞ」と来たら喜んで子育てしますが現実はそうじゃない。
単純に「出来ない」
頑張れだの言われても「出来ない」ものは出来ない。
夫とも出来なかったら、受け入れようと話し合いする事なく自然にそう言う思いになっていました。
子供がいないからと「子供」を避ける訳でもなく、子供の話も普通に聞けるし、育児を頑張る同僚とも平気です。
我が家は子供がいない生活が普通で、それはそれでなに不自由なく暮らしている。
以前、働いていた職場の同僚から「なんで子供がいないの」と聞かれて「出来なかったんだ」と答えた事がありました。
(かなりストレートな質問ですが嫌味とかない人ばかりでした)
その同僚曰く「前にも子供が欲しくて難しいと言う同僚がいたけれど、彼女の前で子供の話をすると感情的になるから」と、子供のいない私の前で気を遣っていたようでした。
私には子供の話をしても特に変わらないとわかってからは「子供」の話を普通にしてくれるようになりましたね。逆に気を使われるのは嫌なものです。
後は、職場に来る利用者(高齢者)さんに「貴方も負けないで子供産みなさい」と言われた事もありまして。
流石に「子供は勝ち負けで産むものじゃないですよ」と笑いながら言ったんですけど、後日、娘から「余計な事を言うな」と叱られたと教えてくれました笑
まぁ、その頑張って産みなさいも形はアレだけど一応「応援」してくれているのだと解釈しています。
私の周囲には独身者や既婚者でもそれぞれの理由で「子供のいない人」が当然のようにいるから、余計に子供がいない状況にも前向きに考えられているのかも知れません。
養子と言う選択も世の中にはありますが、私は「夫の子供が欲しい」のであり「子供」が欲しい訳じゃなかったから考えなかったですね。
まぁ、子供はいませんが夫というデカい「子供」がいるので笑
後、時代にすごく助けられているなとも思います。
今の時代は子供がいない夫婦の方が多いぐらいですから。
昭和のベビーブームの時の「子供がいない夫婦」は本当に肩身が狭かったと思います。
私個人は、子供が増えればいいなと思っています。
ただ、色々な理由で「子供のいない人」も肩身が狭いとか思う事なく、折角の人生なのだから楽しく幸せに人生を全う出来たらいいと思ってます。
社会活動に参加するも良しだし、私のように家でゴロゴロするのも良し。
ただ「子供がいない」だけなのですから。