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Windows標準アプリはオワコンではない

1初めに
今回はWindows10以降の標準アプリについてです。
ない場合は、アプリが消えない限りMicrosoftStoreで検索すれば出てきます。ちなみに筆者は、すべてのアプリがWindowsとうまく連携していて使いやすいので、標準アプリについて知ったときから、ずっとフリーソフトはインストールしたことがありません。もちろんこの記事もWindows標準アプリで書いています。動画も基本的には標準アプリで編集しています。
2アプリの紹介

1エクスプローラー
こちらは、機能の多さでは、他社製ファイルマネージャーに負けてしまうんですが、デザイン面や、自然さならとても良いファイルマネージャーです。
デザインが良くて、とても分かりやすい操作性です。多分、Windows10や8の頃よりはシンプルになっています。ちなみに他社製ファイルマネージャーなら、Filesがおすすめです。他社製ファイルマネージャーって、ごちゃごちゃしていて操作が難しそうな感じなんですが、Filesでは、そんなにごちゃごちゃしていないのでおすすめです。後、カラーを変えられたり、タグ機能、クラウドの一括管理機能など機能が豊富です。
2フォト
こちらは、よくフォトビューワーみたいな感じで使っている人が多いと思うんですが、実は写真をトリミングしたり、フィルターをかけたり、アップデートしたら消しゴムマジックみたいな機能も使えます。あまり専門的な事はできませんが、基本的な写真編集くらいならこれ一つで出来ます。また、写真をPCにファイルとして保存するだけでなく、クリップボードに結果を保存したり、開いた写真をそのままコピーや印刷できる、OneDriveやiPhoneのiCloudと写真を同期できるなど、見た目以上に機能が豊富です。ちなみに、Windows11には新しいフォトが入っているんですけど、Windows10時代のフォトが好きだなという人は、MicrosoftStoreにレガシ フォトとしてWindows10時代のフォトが置いてあるので、そちらをインストールすればWindows10時代のフォトが使えます。
3Clipchamp
こちらは、動画編集ソフトです。このソフトは、もしかしたらこれで初耳という人がいるかもしれません。それもそのはずClipchampは10,11にしかプリインストールされていません。しかも最近登場したばかりなので、あまり知っている人はいないと思います。(スタートメニュー開いたらなんか変なアプリがあったな程度に覚えている)MacやLinux、ChromebookユーザーはWeb版を使います。PC向けのClipchampはMicrosoftStoreにしかないので、Windows7や8.1ユーザーは使用できません。シンプルだけど、大抵の事はほぼ出来ます。また、AIによる文字起こしや、フィルター、AIに動画を作らせる。そんな感じの機能があります。テンプレートや素材も意外と豊富です。また、編集したファイルが常にMP4で出力されるので、動画編集ソフト独自のファイルがかさばらないのもメリットです。GoogleDriveやDropBoxへ動画を直接出力したり、そのままYoutubeにアップロードできたりします。これは動画投稿者(Youtuber)などにとっては、地味に便利です。
4付箋
メモアプリです。デスクトップPCの人はもしかしたら、メモ用にモニターに付箋をくっつけているかもしれません。付箋も名前通りデスクトップに付箋を貼り付けられるので、これのデジタルバージョンです。また、別のPCでメモしても、Microsoftアカウントでログインしていれば、もう片方のPCでそのアカウントで付箋にログインすれば、別のPCで書いた内容がもう片方のPCでも見れます。また、文字を入力すれば、何もしなくても勝手に保存してくれるので、メモしたら気にせず閉じてもOKです。それに、入力した内容は完全にクラウドにあるので、たくさんメモしすぎてPCのストレージが圧迫されないし、PCが故障しても新しいPCで同じアカウントにログインすれば元のメモが戻ってきます。ちなみに付箋はWin+Alt+Sでも起動出来ます。(OneNote版のみのショートカット)
5ペイント
こちらは、同じ所からペイント3Dという似類アプリが出ているんですが、こちらは、今年の11月以降サポート終了する予定なのであまりおすすめしません。サポート終了した後はMicrosoftStoreから消えちゃうので、気になる人は、早めにダウンロードしておきましょう。Windows10には元からプリインストールされています。でも、今回紹介するのはこちらではなくWindows11
の新しいペイントです。実は、このペイント、WindowsXPや7、10よりもアップデートされています。デザインが刷新され、レイヤーやダークモード、ブラシの太さ調整の刷新など、新機能が搭載されています。フォトショップやCanvaほど専門的なことはできませんが、基本的に絵を描いたりするならこれで十分です。
6メモ帳
こちらは、アプリ名はメモ帳ですが、実際にはメモ帳以上の機能があります。CopilotやBingサーチ、ズーム機能、タブ機能など機能が豊富です。また、設定画面が刷新され、ダークモードにも対応しています。
7電卓
これ、電卓といっても物凄く多機能です。電卓のサイドバーのスクリーンショットを貼っておきます。↓

これだけたくさんの機能があります。

また、ダークモードにも対応しています。地味に便利な機能としては、最大化したらタブレットでも使いやすいくらいボタンが大きくなります。↓履歴機能も便利です。

8Microsoft ToDo
こちらは、タスク管理アプリです。ちなみにこちらも同じMicrosoftアカウントでログインすれば、同じリストを使えます。スマートフォン版もあります。また、リストごとに管理出来ます。また、やる事だけでなく買い物リストなども作れます。また、背景を変える事ができます。また、難しい操作もありません。
9 Snipping Tools
このアプリは、スクリーンショットができるだけではありません。スクリーンショットした後、自動保存したり、クリップボードにコピーすることも出来ます。さらに、動画を撮れたり、スクリーンショットにペンで書き込むこともできます。設定内容も豊富です。HDRにも対応しています。
10 Game Bar
こちらは、Xboxの機能です。Win+Gで起動出来ます。Microsoft公式はタブレットPCでGameBarを起動する方法はありません、とか言ってますけど、普通にスタートメニュー経由で起動出来ます。Win+Gを押せば、いつでも起動します。チャット機能やPCの情報、音声切り替え機能、ゲームをしながらSpotifyで音楽を聴く機能なんかもあります。また、ゲームを録画する機能もあります。全体的にゲームに特化したアプリなので、ゲーム好きやXboxユーザーには便利な一品です。ただ、録画機能に制約があってエクスプローラーや、Windowsのデスクトップは録画出来ない仕組みになっています。また、たまにエラーで記録できないことがあります。
11 MicrosoftStore
このアプリ、よく曲者扱いされるらしいんですが、ちょっと設定を変更すればGooglePlayやAppStoreと同じくらい便利なアプリになります。また、昔は、ほぼMicrosoft製のアプリだけで、他社製のアプリはあるけど、限られたものしかなかったみたいな状態だったんですが、最近はアプリ数も増えてきて、ゲームや映画などもこのストアで配信されるようになったので、だんだん改善している感じです。
12 メディアプレイヤー
こちらは、ただのメディアプレイヤーではありません。CDの取り込み機能はもちろん、インターネットの動画を再生したり、プレイリストを作成する、字幕機能、イコライザー機能、デバイスキャスト機能、など機能が豊富です。また、Clipchampで直接編集したり、ピクチャアンドピクチャも出来ます。市販の有料メディアプレイヤーにはかないませんが、それなりに機能はあります。
13 マップ
こちらGoogleMapと比べると機能は少ないですが、Streetside機能、WindowsInk連携、お気に入り機能、タブ機能など機能はそれなりにあります。マップに書き込むことも出来ます。Streetside機能は、GoogleMapsで言うストリートビュー機能に近いです。ちなみに、オフラインマップは2023年の終わりまでに完全サポート終了する予定です。
14 アラーム
アラーム以外にも世界時計、ストップウォッチなどもあります。でもはっきり言って時間はタスクバーで確認できるし、PCでアラームを鳴らす目的は見当たらないので、あまり使うことはないでしょう。使うなら、ストップウォッチや世界時計、フォーカスセッションくらいでしょう。



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