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まつひか自戦棋譜解説(指導碁1局無料)

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全国大会や東北六県大会での自戦棋譜解説を中心に投稿しています。
東北最強の対局解説をAIの参考図付きで閲覧することができます。購入して頂いた方には指導碁を1局無料…
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第59回赤旗名人戦全国大会本戦トーナメント2回戦 (黒)奈須春樹-(白)まつひか

11月9・10日に行われた赤旗名人戦全国大会本戦トーナメント2回戦、宮崎県代表の奈須春樹くんとの対局を解説する。 奈須くんは2年前の赤旗名人戦で準優勝を果たし、今年のアマ本因坊戦でもベスト8に入った強豪である。(噂では九州No.1との呼び声もある) 今大会ここまでの私は予選リーグ1回戦で愛知県代表の森川舜弐さんに完敗し、予選リーグ3回戦では広島県代表の福岡健二さんに勝って本戦入りを果たしたものの、ヨセでミスしてくれたおかげで逆転勝ちという不出来な内容だった。 しかも本戦

第1回岩鷲杯決勝 (黒)鳴海晴康-(白)まつひか

今年から「岩鷲杯」という名前の岩手県大会が新設されることになった。 世界アマ選手権の日本代表を決める全国大会が開催されなくなったことと、「アマ竜星戦」という名称が使えなくなったことがきっかけとなり、岩手県独自の大会として生まれ変わったのである。 ちなみに「岩鷲」とは岩手山の別名の1つで、岩手県のトップを決めるという意味を込めて岩鷲杯と名付けたと聞いている。 まさに岩手最強を自称する誰かさんにとって、最も相応しいタイトル戦ができたなと感じた。 東北六県大会とアマ名人戦全

第68回東北六県囲碁大会5回戦 (黒)まつひか-(白)山形大将

最終戦は山形との対決で、勝ったチームが優勝となる一戦となった。 昨年・一昨年と岩手県は2年連続で優勝しているが、どちらも山形に負けているので、この辺で全勝優勝したいところだった。 だが対局が始まる前の私は大将戦優勝の可能性が無くなったことで意気消沈しており、反対に相手は大将戦全勝優勝に向けて気合十分で、すでに勝敗が決まっているような気がしていた。 それが本局に如実に顕れていると思うのでぜひ観て頂きたい。 ここから解説に移る。

第68回東北六県囲碁大会4回戦 (黒)宮城大将-(白)まつひか

4回戦は宮城との対決となったが、戦力的には先鋒と副将はまず勝てる勝負だったのでチームの勝敗は心配していなかった。 しかしそれでも2-1で勝つのと3-0で勝つのは最終結果に影響する可能性があるので、気を抜かずに対局に臨んだ。 相手は学生棋戦で2回の準優勝実績があり、全国優勝経験者にも何度か勝ったことのある強敵である。 だがその一方でよくわからない相手に負けることもあったので、彼の実力をどう評価して良いのか未だにわからないところがある。 そういうこともあって彼と打つのはと

第68回東北六県囲碁大会3回戦 (黒)青森大将-(白)まつひか

2日目の初戦は青森との対決となった。 結果論だが、私にとってはチームの勝利はもちろん団体優勝を左右する最重要の1局だった。 先鋒はまず勝てる勝負だが副将は分が悪いと思っていたので、ここだけは絶対に負けられないと感じていた。 相手は前回大会でも対局した方で、青森県で無双している強敵である。 ここから解説に移る。

第68回東北六県囲碁大会2回戦 (黒)福島大将-(白)まつひか

1回戦で良くない負け方をして落ち込んでいたが、2回戦がすぐ始まるので気持ちの切り替えに専念することにした。 次戦は福島との対決で、岩手にとっては嫌な思い出が何度もある因縁の相手だった。(主にうちの副将) 初日2連勝して気分よく2日目に臨むために負けられない一戦となった。 ここから解説に移る。

第68回東北六県囲碁大会1回戦 (黒)秋田大将-(白)まつひか

今回から5回にわたり、第68回東北六県囲碁大会での大将戦5局を解説していく。 ただし前回大将戦優勝した時と比べ、対局の内容が全体的に宜しくないものとなっているところをご了承頂きたい。 1回戦は秋田県チームとの対戦で、早くも優勝候補との激突となった。 事前予想では先鋒戦が厳しいと思っていたので、私は絶対に勝たなければいけないと考えていた。 ここから解説に移る。

第58回しんぶん赤旗全国囲碁大会本戦トーナメント1回戦 (黒)まつひか-(白)加畑陽一

2023年11月11・12日に開催された、しんぶん赤旗全国囲碁大会における本戦トーナメント1回戦の対局を解説する。 本大会は四度目の出場となっており、過去三回は予選リーグで敗退していたが、今回ついに本戦トーナメントに進出することができた。 だが本戦1回戦の相手となったのは10年前の学生チャンピオンである加畑陽一さんで、最悪のクジを引いてしまったと感じた。 加畑さんは早稲田大学卒業後はしばらく大会に出ていなかったようだが、2023年のアマ名人戦で電撃復活を果たし、強豪を次

第67回東北六県囲碁大会5回戦 (黒)山形大将-(白)まつひか

東北六県大会も残すは最終戦となり、99%岩手の優勝が決まっていた。 唯一優勝を逃すパターンとしては秋田ストレート勝ちかつ岩手ストレート負けで、チーム内勝ち星合計が逆転される場合である。 ちなみに勝ち星が同数の場合は直接対決に勝った岩手が優勝となる。 つまり岩手は最終戦で1人でも勝てば優勝が決まるのだが、実はこの時私は大将戦優勝が確定したことで舞い上がっていた。 それは副将や先鋒、監督に応援団、さらに言えば盛岡の囲碁センターで結果を待っている方たちも同様であった。 本

第67回東北六県囲碁大会4回戦 (黒)秋田大将-(白)まつひか

お互い3連勝で迎えた秋田戦は事実上の決勝戦となり、勝った方が優勝に大きく近づく重要な一戦となった。 本局の大将戦もお互い3連勝同士と言うのは同じだったが、こちらは勝った方がその瞬間に大将戦優勝が決まることになっていた。 他4人の大将はすでに2敗以上しているため、本局に勝てば仮に5回戦で敗れても直接対決での勝敗が効いてくるのである。 私が囲碁を始めて20年以上が経ったが、間違いなく今までの人生で最重要の1局であった。 対局前には勝てば優勝ということを強く意識していたが、

第67回東北六県囲碁大会3回戦 (黒)福島大将-(白)まつひか

大会2日目の初戦は福島との対戦となった。 実は岩手県チームにとって福島には苦い思い出があり、大事な場面でありえない負け方をして優勝を逃すということが何度かあったそうだ。 だが逆に言えば、ここを乗り越えさえすれば無傷の3連勝で優勝に大きく近づくことになる。 私の相手は福島の大ベテランで、今回22年振りに福島県大会を優勝して大将に就いた方である。 ここから対局の解説の移る。

第67回東北六県囲碁大会2回戦 (黒)まつひか-(白)青森大将

1回戦を無事に勝利した岩手県チームは、2回戦で青森県との対戦となった。 星勘定をすると先鋒はまず勝てる相手だったが、副将には南米チャンピオンに輝いた方が加入していたので勝つのは厳しいと思っていた。 つまりはチームの勝利の鍵は私が握っている寸法となっていたのだが、相手はここ数年間青森の県タイトルを独占している方で、体感的には勝率は五分五分と思っていた。 ちなみに1日目は2回戦行うのだが、初日で2連勝できるのとできないのとでは勝ち星以上にメンタル面で天と地ほどの差がある。