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まつひか自戦棋譜解説(指導碁1局無料)

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全国大会や東北六県大会での自戦棋譜解説を中心に投稿しています。
東北最強の対局解説をAIの参考図付きで閲覧することができます。購入して頂いた方には指導碁を1局無料…
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2024年4月の記事一覧

第67回東北六県囲碁大会3回戦 (黒)福島大将-(白)まつひか

大会2日目の初戦は福島との対戦となった。 実は岩手県チームにとって福島には苦い思い出があり、大事な場面でありえない負け方をして優勝を逃すということが何度かあったそうだ。 だが逆に言えば、ここを乗り越えさえすれば無傷の3連勝で優勝に大きく近づくことになる。 私の相手は福島の大ベテランで、今回22年振りに福島県大会を優勝して大将に就いた方である。 ここから対局の解説の移る。

第67回東北六県囲碁大会2回戦 (黒)まつひか-(白)青森大将

1回戦を無事に勝利した岩手県チームは、2回戦で青森県との対戦となった。 星勘定をすると先鋒はまず勝てる相手だったが、副将には南米チャンピオンに輝いた方が加入していたので勝つのは厳しいと思っていた。 つまりはチームの勝利の鍵は私が握っている寸法となっていたのだが、相手はここ数年間青森の県タイトルを独占している方で、体感的には勝率は五分五分と思っていた。 ちなみに1日目は2回戦行うのだが、初日で2連勝できるのとできないのとでは勝ち星以上にメンタル面で天と地ほどの差がある。

第67回東北六県囲碁大会1回戦 (黒)まつひか-(白)宮城大将

今回から5回に渡り、2023年6月24・25日に行われた第67回東北六県囲碁大会における大将戦での対局を解説していく。 4月の岩手王座決定戦で優勝したことにより大将に就くことができたが、実は5月~6月中旬にかけて過去最悪の不調に陥っていた。 一時は自分が大将を務めて本当に良いのかと思い詰めていたが、囲碁に向き合う姿勢を見つめ直したことで東北六県大会当日は何かイケそうな感覚になっていた。 各県の監督によるくじ引きにより1回戦から5回戦での対戦順が決まり、初戦は宮城県との対

第58期岩手王座決定戦決勝 (黒)まつひか-(白)江村秀弘

2023年4月2日(日)に行われた岩手王座決定戦決勝の自戦解説をしていく。 本大会での優勝者は東北六県大会の選手に内定する(殆どの場合、大将に就くことになる)ため、他の4大会に比べて地区予選出場者も多くなっており、岩手で囲碁を打つ者にとって一番気合いが入る棋戦となっている。 私もその中のひとりで、大将戦優勝を達成する為の第一関門とも言うべき王座戦では特に気合いが入っていた。 トーナメントではここまで4局打っており、すべて黒番中押し勝ちと絶好調であった。 決勝戦でも黒番