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Spitzの思い出

長期連休には父方の実家に帰省するのが毎年恒例だった 父方の実家までは車で片道3~4時間かかった 

両親は冷房が嫌いで夏場の日差しが容赦なく差し込みむ車内はクソ暑く、車特有のプラスチックみたいなにおいもあいまって移動中は気持ち悪くなってずっとぐったりしていた記憶がある 窓からは高速道路の防音壁か周りを走るトラックや車しか見えなかった

幼少期の自分にはこの移動時間が永遠に続いているように感じられた

父親は車を運転しながらよく音楽をかけていた かかっている音楽はいつも同じ音楽ばかりで、変な洋楽、タイトルがいまだにわからない邦楽など その中にチェリーやロビンソンなど、スピッツの曲が入っていた


YouTubeにこの曲があるのを知ったのはつい3、4年前だ 


この曲を聞くとあの車の中の淀んだ空気を思い出す

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