緑のゆびとの出会い
こんにちは。りえです。
今年に入ってから、『緑のゆび』という絵本と児童書の専門店に関わらせてもらっています。
『緑のゆび』というお店の名前は、フランス児童文学の名作『みどりのゆび』という本に由来しています。
じつは、わたしはもともと絵本や児童書を特別たくさん読んでいたわけでも詳しいわけでもありませんでした。
そんなわたしが緑のゆびと出会ったお話。
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2021年12月。
「なにか新しいお仕事したいな~。今までやったことないような… ♪ 」
と、仕事を探していたわたし。
気になる仕事を見つけたのでさっそく応募してみることにしました。
でもいざ履歴書を送ろうとした時に、なんとなく気が進まない。
「え?そうなのっ?そうか… ちがうのね、じゃあやめておこうか。」
探しなおすことにしました。
しばらくして、またまた気になる仕事を発見!
応募して、
面接に行き、
1週間後の合否連絡を待つことに。
「やったことないジャンルの仕事だからわくわくするなぁ ♪ 」
数日後。
なんとなく気が進まない。(←迷惑)
なぜかストップと言われている気がする。頭で考えても理由はわからないししばらく迷いましたが、自分の中の小さな違和感を大事にしてみることに。
明日連絡が来るという日に辞退のメールを送りました。
さて。どうしよう。
「あれもこれもちがうのか~。むむむ。」
そして大きな声で言いました。
「おーい、かみさまー!わたしにぴったりの楽しい仕事ちょうだいよ~!」
その翌日。
ふらふらと街を歩いていたら、プレオープンしていた『緑のゆび』を見つけました。
「わあ~!なんて素敵なお店!こんな素敵なお店ができて嬉しいです ♪ 」
と、スタッフの方と5分ほど楽しく立ち話をしていたら…
「よかったらここで一緒に働きませんか?」
え。
え、ええー!?!?
「働きたいです!!」
かみさまありがとう。
最高だよ。
絵本かぁ…
絵本ねー!
なるほど!!
実はその少し前、小さい頃に好きだった絵本をふと思い出して、お気に入りだった何冊かを買い直していたのです。
夜、大好きだった絵本を開きながら、ひとりでケラケラ笑って楽しんでいました。
でもその時は、それを仕事に…なんてことは考えてもいなかったのです。
本当の望みは自分の感覚が教えてくれる。
なんか好き。なんか違う。なんか惹かれる。
“なんか”の理由はきっとどうでもよくて、ただその感覚を大事にして、どんなに小さなことでも叶えてあげることで、
「はいそうでーす ♪ あなたには〜(ジャン!)
これでーす!」
と、ある日、目の前に贈りものが届くように現れる。そんな体験でした。
ありがとう、かみさま。
ありがとう、わたし。
ありがとう、玉越さん。
(何者かもわからないわたしに声をかけてくれた、緑のゆび創業者のおひとり)
こうして、わたしは緑のゆびで働くことになったのでした。