サンタクロースがいる世界
もうすぐクリスマスですねー。
緑のゆびにもクリスマスの絵本がたくさん並んでいます♪
あたたかくて優しくて、とても美しい本ばかりです。
今日は、𠮷井さんから「よんでごらん」と手渡されたまだお店に置いていないクリスマスの絵本を持って、お昼休みにドトールへ行きました。
絵本をひらくと、そこにはたくさんの、ほんとうにたくさんの天使たちがサンタクロースと力を合わせて、ひとりの女の子のためにプレゼントを届けようとする物語が…
わたしはなんだか、ぶわっと泣きそうになりました。
「うわぁ……そうだよ…やっぱりそうだ…わたし、ずーっと忘れてない!」
今でもはっきりと覚えてる。
わたしが7歳の時のクリスマスの朝。
まだだれも起きてこない静まり返った部屋で
待ちわびたサンタクロースからのプレゼント(ジェニーちゃんの家)を開け、暖房もついていない寒い部屋でひとり、心ゆくまで遊んでいました。
朝日が部屋に差し込んで、あたりは美しく光かがやいて、わたしは完全に満たされて本当にしあわせでした。
それは欲しかったおもちゃがもらえた、ということももちろんあるかもしれない。でもそれよりも、わたしはなにか大きな存在に見守られていることを知っていて、ひとりだったけれど、なんだか「あ、みーんないるな。」と感じて、そのことがなにより嬉しかったのです。
このクリスマスの朝の光景は、わたしの人生の中でいちばんしあわせな記憶として心の真ん中にずっと残っています。
枕元のプレゼントが両親からのものだったと知ってからだって(それはそれで本当にありがとう大好き)
でもそのこととは関係なく、今でもやっぱりクリスマスにはサンタクロースの存在を感じています。
今年は緑のゆびのおかげで、よりいっそうクリスマスが楽しいな。
なんだかもう嬉しくて感謝が溢れました。
そしてお店に戻り、さっそくこの本の注文をしました。
今年のクリスマスプレゼントにするんだっ♪
うーっ
わくわく♬
「奇跡みたいな出会いや出来事はね、
けっして特別なことではなくて、いまこの瞬間にいくらでも簡単に見つけられるんだよ。」