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もしパイ❗️自費訓練を選ぶ方に向けて
どうしてもパイロットになることが諦めきれなかった…
そんな、
自費訓練でパイロットを目指す方に
茨の道と知りつつも、自分の夢を諦めきれずに ”自費訓練” でエアラインパイロットを目指す人の多くは、新卒で社会に出た後に、再挑戦する方がほとんどです。
しかし、社会人として働きながら自分の目標に向けて努力を続けることは、モチベーションの維持に加え必要な勉強もしなければならず、肉体的にも精神的にも非常に大変です。
加えて、パイロットの資格を取るためには、多くの場合収入が途切れるため、金銭的困難に直面します。
所定の時間でしっかり訓練して、余計なお金と時間を浪費しない!
そのためは訓練所の剪定は、しっかり情報収集を行い、特に慎重に行う必要があると考えます。
もう一つの壁
自費訓練に望まれる方に向けてのお話で、もう一つ重要なことがあります。
それが年齢です!
多くの方が一旦社会に出てからの再挑戦となるため、大学の操縦学科を卒業してくく子たちに比べると、どうしても年齢が高くなりがちです。
つまり、就活する上で年齢がネックになることを考慮し、その上でこの道に足を踏み入れるかどうかを考える必要があるということです。
厳しい現状
大変厳しい意見になりますが、経験者以外では航空会社への入社の目安は35歳くらいだと私は考えています。
理由はこれまで自分が数社の航空会社を見てきた経験に基づくものです。
場合によってはもっと厳しい場合もあると考えます。
一見厳しすぎるようにも見えますが、採用する会社(雇用)側からの目線で見てみると納得できることもあると思います。
先にも述べましたが、昨今では各大学の航空操縦学科を卒業した子たちが沢山います。
そして、大学と企業の間でしっかりとした人員供給のパイプが構築されつつあります、というより既にできています。
企業側からすれば、若くて優秀、かつまだ社会に染まり切ってない子達を採用できるという、最高の状況にあると言っても過言ではありません!
社会人を経て、自費訓練で挑戦するということは、このような不利な状況であることをよく認識しておかなければなりません。
悲観的な意見が続きますが、障害はこれだけにとどまりません。
皆様もご存知のように、コロナ禍においては、世界中のほとんどの会社が採用をストップしました。
ストップだけなら良かったですが、海外ではクビ(レイオフ)になった方もかなりいたようです。またクビにならない代わりに大きく給料が大きく削減されたりもしています。
既に働いている人が職を失う状況下では、これから職を求める人が就職できる余地などほとんどありません。
前にも述べていますが、私もエアラインは水商売だと私も思っています。
経済の動向に大きく左右され、個人の能力ではどうしようもできない大きな流れの中を、流れに乗って漕ぎ進めていかなければなりません。
そのため、自分がその道を進むと決めたのならば、時代や人を恨むことなく、自分の選択の結果として受け止める覚悟が必要だと私は考えます。
あなたにはその覚悟がありますか?
つづく