【都庁】某国の国家予算に匹敵?!都庁予算とその仕事
「 16兆円 」
R5年度の東京都年間予算が発表されていますが、その金額が、これです。
これがどれだけ「トンデモナイ額」かピンと来ない方もいるかもしれませんが、諸外国の国家予算と比べてみればわかります。
そうです、定義上は、
「 地方の1都市 」
にしか過ぎない東京都ですが、その予算は諸外国の国家予算にも匹敵する額なのです。
他にも、
同規模の国家予算の国はいくつかあります。
ただ、これは今に始まったことではありません。来年度だけが、何かのビッグプロジェクトのため、こんな額をはじき出しているのかといえば、そうではありません。
・R4は16兆、
・R3も15兆、
・R2も15兆、
と、ほぼ横ばいです。
これをオーストリア人の知人に伝えたら、びっくりたまげていました。
昔、国土交通省の友人が、
「 都庁は金持ってるからなー、全然、国のいうこと聞かないんだよなぁー 」
って、嘆いたのを思い出します。
そう、都庁の予算はすごいです。つまり、働く側からしたら、そりゃあ幅広く、大きな仕事にも参加できるという事です。
都庁職員の働く場は、
・諸島部(※)の事業所がある一部の島
(小笠原や大島など)
・区部の都市部
・大自然も残る多摩部
・他にも海外や他県の事務所や自治体、国の省庁などへの派遣、応援
と様々です。
※○伊豆諸島の9島:大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、○小笠原諸島の2島:父島、母島の計11島が"東京の島"として知られる
それはつまり!その予算に見合うほど、
「 都庁の仕事は多種多様 」
と言うことです。例えば、
・国際金融都市としての誘致
・知事クラスが参加する国際会議のホスト
・オリンピックをホストする
などの大きな仕事
(→政策企画局など)
から、
・都民の暮らしを守るため、その基盤となるインフラ(水道、下水道、橋、港、道路、鉄道、etc)や公共施設(公園、墓地、動物園、体育館、etc)の点検や整備など
・固定資産税や法定事業税などを評価、確認する税金徴収
のような、日々続く基礎的な仕事
(→主税局、建設局、都市整備局、水道局、下水道局、港湾局、財務局、住宅政策本部、スポーツ文化局など)
・研修や講演を開催するなど職員の育成、人事、給与支払い
のような、組織の内部に関わる仕事
(→総務局など)
・都庁採用人事を統括する
ような、採用に関する仕事
(→人事委員会など)
など、それはそれは沢山の仕事や人に出会える都庁の仕事。
そうそう、都立の小学校や中学校に(教員としてではなく、事務職の裏方として)赴任した同僚もいましたね。
(→教育庁など)
少しでも興味を持ったなら、あなたも一緒に働いてみませんか?
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