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Sequoiaの長年のパートナー、Matt Millerが自身のヨーロッパファンドを立ち上げるために退社。Sequoiaのヨーロッパでのプレゼンス確立に貢献したVCは、Graphcoreに投資し、短期間Klarnaの役員を務めた。

Sequoia Cpaital(セコイア・キャピタル)のグロース・パートナーであるMatt Miller(マット・ミラー)が、シリコンバレーのVCを12年で退社し、ヨーロッパに特化したベンチャー・ファンドを設立することを発表した。ロンドンを拠点とするミラーは、X(エックス)とLinkedIn(リンクトイン)に、「ヨーロッパの偉大な創業者に焦点を当てた独自のファンドを立ち上げる」予定であると記した。

「再び起業家になることは私の夢であり、私が愛するこの地域に特化したものを構築することに興奮しています。」

ミラーは2021年にロンドンに移り、同社のヨーロッパ進出を指揮する。

長年のVCであるミラーは、英国のチップメーカー、Graphcore(グラフコア)に賭けたことで知られている。この長年のVCは、英国のチップメーカーであるグラフコアに賭けたことで知られている。グラフコアは、同社が「困難な1年」であったと認めているように、7月に約6億ドルでソフトバンクに買収された。(買収前には7億ドル以上を調達していた)。

ミラーはまた、スウェーデンのBNPLの巨人であるKlarna(クラーナ)の取締役会にも一時的に参加していたが、新たに就任した席から追放され、セコイアの元パートナーであるMichael Moritz(マイケル・モリッツ)はその地位に留まった。当時の報道では、クラーナの共同創業者同士の衝突、あるいは株主間契約の変更をめぐるモリッツとミラーの意見の相違が原因とされていた(クラーナとセコイアの両社は、この報道がなされた際、Sifted(シフテッド)へのコメントを拒否している)。

ミラー氏は、ベンチャー・パートナーとしてセコイアで働き、既存の取締役会の役員を務める移行期間を設けると述べた。

セコイアのパートナー仲間で、2020年にセコイア初の欧州拠点パートナーとして入社したLuciana Lixandru( ルシアナ・リシャンドル)は、Xについて次のようにコメントしている。「マット、セコイアのためにしてくれたことすべてに感謝します!ヨーロッパのテック・エコシステムに対するあなたの情熱は伝染し、私はこの4年間、あなたと一緒に働くのが大好きでした。この4年間、あなたと一緒に仕事をするのが大好きでした。」

セコイアはコメントを控えた。

↓Source Link
https://sifted.eu/articles/sequoia-matt-miller-departs-news


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