小学校受験🌸慶應義塾幼稚舎&横浜初等部【🌸合格🌸をいただいた我が家なりの「福翁自伝」の解釈と願書】
皆様ご存知のとおり難関私立大の一貫教育校2校の願書には先生や学校と関わりの深い人物の著書を読んでその所感を記す項目があります。実はこの願書こそ、親の面接代わり。点数配分は全くわからないものの、子供の考査と同等、非常に重要なものです。そして慶應義塾の一環教育校2校において、唯一親の考えや熱意を学校に伝えられる手段、それが願書です。ありがたいことにご縁をいただき、うち1校に進学、現在も元気に通っております。🌸合格🌸をいただいた1家庭の経験談として皆様に共有させていただきます。
📄我が家の願書事情
我が家はお教室に願書添削は依頼しませんでした。なぜか「自分たちでやってやる!」と思ったのです。夫婦共に、日々それなりにビジネス文書に触れているため、なぜか願書作成もそのうちの一つという感覚に陥ったのだと思います。今思えば結構思い切ったことをしたなと思いますが、仕事の合間に本を読み願書をかく生活を1週間ほどし、仕上げました。紺夫が書く→紺子が表現を変えたり肉付けしてみる→紺夫が再度ブラッシュアップする・・・そんなやりとりを数往復ほどして、時にはコピーした願書の用紙に実際書いてみて字数のバランスを見たりしてまた調整。・・・そんな感じで作業すること1週間弱でなにもないところから清書まで出来ました。
なんでそんな短期間でかけたのか・・・?
これには明確な理由があると思っています。前の記事でも記載しましたが、我が家はキックオフミーティングを皮切りに、何度も夫婦で受験の目的や目標、そして教育方針や子供に望むこと等のすり合わせをしてきました。これが全てだと思います。話し合いを重ねると、自ずと「子供に願うこと」や「家庭での教育方針」も言語化されますのでこれらを福翁自伝・福翁百話に落とし込んでいくのです。
うちは話し合いはあまりできていないわ💦というご家庭も、これを読んでいるということはまだ願書提出まで若干の時間はあるはず。間に合います。
(というか、納期ギリギリのとてつもない焦りとアドレナリンが織りなす不思議なパワーでどうにか間に合わせるんです!!)
願書を書くためには、必死に本とにらめっこするより先ずは一度ご夫婦で腹を割って話し合ってください。お互いにもう絞り出せないというくらい「なぜ」を繰り返してください。
① なぜお受験をするのか。(手段)
② なぜ慶應義塾の一貫校なのか。(手段)
③ どんな大人になって欲しいのか。(ゴール)
④ 子供が大人になった時の社会はどうなっているのだろうか。(条件)
⑤ ③④を踏まえ、どのような子育て、教育をしたいのか。(方法)
最重要なのは③です。③というゴールに対しどうアプローチするのか、どういう教育をしていくことで③を目指すのか。そのために慶應義塾の一環教育の環境にぜひとも身をおきたい・・・と説明がつけば話し合いは成功です。夫婦の見解がまとまる=願書はこれでほぼ出来上がりです。
📚福翁自伝(福澤先生ってどんな人?)
2024年度は2校とも福翁自伝ですね。百話はエピソード集のようなものですのでそれはそれでどのエピソードを選ぶかご家庭により色が出るため面白いとおもいますが、福翁自伝はいかに福澤先生を、慶應義塾を理解しているかで願書の出来に大きな差が出てしまう可能性があるのではないでしょうか。
さて、今回は我が家なりに「福翁自伝」を読んで感じたこと、考え得たことをご共有させていただきます。
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