見出し画像

小説執筆の良いところはお金がかからないこと

小説執筆の良いところはお金がかからないことだと思います。大作家の作品でも「製作費50億円」の小説なんてないですよね。
参考図書を買うことはありますが、昔と違ってネットで調べて済んでしまうこともあるので、昔よりも小説家が使う経費は減ったんじゃないですかね。

ふたりの余命」の執筆には、1円もかかっていないんじゃないかな。細かく言えば、PCの電気代とかスタバのカフェ代はかかっていますが。

書籍化時、著者校正のためにタブレットが必要でしたが、Amazonのプライムデーで購入してあった「Amazon Fire 10」を使ったので、追加投資はゼロでした。

社会派小説だと、取材に時間とお金を掛ける場合もあるかと思いますが、多くの小説家は最も掛かったコストは自分の人件費だと思います。

お金が掛からないから、誰でも気軽に執筆を始められます。逆に言うと、無料だから誰でも簡単にやめることもできてしまいます。
ゴルフクラブを買って揃えたら、そう簡単にはやめたくないですよね。昔は万年筆を買う人もいたでしょうが、今は誰でも持っているスマホでも書けますからね。
0円ではじめられる趣味って、小説執筆以外に、ほとんどないんじゃないかな。ランニングでもシューズとウェアが必要だし。

投資が不要だからこそ、長く続けるのが難しい趣味なのかもしれません。ゴルフのスコアみたいに、どれだけ上達したかわかりづらいですし。
でも、作品が完成したときの喜びは、なによりも変え難いと思います。
少しでも興味があるなら、まずは小説を書いてみることをお勧めします。無料ですから。

いいなと思ったら応援しよう!