Soundcore Liberty 4 NCの違いは?販売員がLiberty 4と比較してみた
「Liberty 4とLiberty 4 NCのどちらを買うか迷っている」
コスパの高いワイヤレスイヤホンを次々に発売しているAnkerですが、その中でも人気の高いLiberty 4とLiberty 4 NC。
どちらのイヤホンを選んだらいいか迷っている方も多いはず。
そこでこの記事では、それぞれのイヤホンを比較したり、購入した人の口コミや評判も分かりやすくまとめていますので、最後までご覧ください。
結論:Liberty 4にしときな
筆者は、家電量販店でワイヤレスのイヤホンやヘッドホンを中心に販売をしていて、接客中によくLiberty 4とLiberty 4 NC違いを質問されます。
違いについて説明をすると、8割以上の方は「Liberty 4」を選択します。
その理由は、デザイン・スペック・価格の3点を総合的に判断して決断する方が多い印象です。
ちなみに、Liberty 4 NCをおすすめしている方(ボンビーのイヤホンブログ)もいたので、その理由が気になる方は記事を読んでみてください。
ちなみに、僕とは逆に「Soundcore Liberty 4」をおすすめしている方もいらっしゃり、その中でも「ボンビーのイヤホンブログ」さんの記事の内容が詳しく書かれていて参考になりました。
シンプルにデザインがカッコ良い
「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」を並べるとこんな感じ。
「Liberty 4」の方がわずかにコンパクトで、厚みも薄くなっている。
ケースの開閉の仕方が異なり、「Liberty 4」はスライド式で、「Liberty 4 NC」はボタン式になっています。
イヤホン本体のデザインは似ていますが、「Liberty 4」の方がサイズが短く、フチの部分など細部まで作り込まれている印象。
「Liberty 4 NC」の充電ケース表面がプラスチック感のある光沢で比較すると少し安っぽく見える。
実際にイヤホンを装着すると、「Liberty 4」の方がステム部分が短いので目立ちにくく、自然な見た目になっています。
スペックが優れている
「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」のスペックを表にまとめてみました。
$$
\begin{array}{|c|c|c|} \hline
製品名 & Liberty 4 & Liberty 4 NC\\ \hline
発売日 & 2022/10 & 2023/7\\ \hline
販売価格 & 14,990円 & 12,990円\\ \hline
再生時間 & 最大9時間(ケース含めると28時間)& 最大10時間(ケース含めると50時間)\\ \hline
重さ & 5.8g(ケース含めると55g)& 5.0g(ケース含めると60g)\\ \hline
ドライバー & 9.2mm+6mm & 11mm\\ \hline
ノイキャン & バージョン2.0 & バージョン3.0\\ \hline
3Dオーディオ & 対応 & 非対応
\end{array}
$$
スペック表から分かることは、「Liberty 4」はドライバーが2基搭載されていることと、臨場感のある3Dオーディオに対応しているところ。
一方、「Liberty 4 NC」は再生時間が長く、価格が2千円安いことが表から分かります。
価格差は2千円
スペック表を見てもらうと分かるように両者の販売価格は2千円となっています。
それぐらいの価格差であれば、総合的に判断して「Liberty 4」を購入する方がいいのではないでしょうか。
Amazonでは「Liberty 4」の方が、高く評価され評価数も多くなっています。
「Liberty 4 NC」が一万円代で購入できるなら、コスパを考えて選ぶこともあるかもしれません。
Liberty 4とLiberty 4 NCの違いと比較
ここまで「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」のざっくりとした違いを解説してきましたが、ここからはより詳しく比較していきたいと思います。
音質に違いはあるのか?
どちらのイヤホンも高音と低音を強調させたドンシャリ傾向の音質ですが、いくつか違いが見られます。
まず、「Liberty 4」には2つのドライバーが搭載されていて、「Liberty 4 NC」よりも解像感が高く、低音から高音までくっきりと表現してくれます。
また、臨場感のある3Dオーディオにも対応しているので、ライブ映像や映画が迫力ある音質で再生可能。
そのため、良い音質で音楽を楽しみたいなら「Liberty 4」がおすすめです。
とはいえ、「Liberty 4 NC」の音質が悪いわけではなく、低音の迫力もありつつボーカルもしっかりと聞こえ、疲れにくい音質になっています。
長時間音楽を楽しみたい方には「Liberty 4 NC」がおすすめって感じでしょうか。
ノイズキャンセリング性能はどちらが上?
「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」ではノイズキャンセリングのバージョンが異なります。
「Liberty 4」はノイズキャンセリング2.0で、「Liberty 4 NC」はノイズキャンセリング3.0です。
どちらも中低音を中心にしっかりと雑音をカットしてくれますが、「Liberty 4 NC」の性能の方がワンランク高いように思います。
ノイキャンの性能だけで評価すると2万円台のイヤホンに引けを取らない性能ですね。
装着感はどちらが快適?
「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」のどちらも快適な装着感ですが、個人的には「Liberty 4」の装着感が気に入っています。
イヤーチップの違いとノズルの長さが異なり、私の耳にはソフトなイヤーチップとノズルの長い「Liberty 4」がフィットしました。
「Liberty 4」はCloudComfort イヤーチップを採用、2層構造の柔らかな素材が耳にやさしくフィットしてくれます。
購入者の口コミや評判
「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」を使っている方の口コミや評判を調査してみました。
Amazonでは発売日が古い「Liberty 4」のレビュー件数が約4倍多く、1.1万件を超えています。
評価は、「Liberty 4」が4.5点、「Liberty 4 NC」が4.4点と違いは少ししかありません。
Liberty 4
「Liberty 4」を使っているユーザーも多く、音質やノイキャンの性能を評価するコメントが多かった。
Liberty 4 NC
ノイキャン性能の高さとコスパの良さを評価するコメントが多かったように思います。
まとめ
ここまで「Liberty 4」と「Liberty 4 NC」の違いについて解説してきました。
個人的には音質と総合評価の高い「Liberty 4」がおすすめですが、少しでも安いイヤホンを探していたり、コスパを重視するなら「Liberty 4 NC」もアリだと思います。
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