ヴェゼンディの闇
「スレイヤーズ」本編の第六巻です。
巫女のアメリアがベッドの下から
黒魔術「魔竜烈火咆(ガーブフレア)」
をぶちかましているような描写のある旧表紙版です。
新版もそうなのかなぁと思いつつ読んでいます。
アメリアはアニメ版のイメージが強いので
「リナさんっ!」ではなく「リナ」呼びしていることに
ちょっと違和感があります。
主人公のリナ・インバースが山を丸ごと消してしまい、純魔族もぺぺぺいのぺいの
一撃殲滅黒魔法「竜破斬(ドラグスレイブ)」
を使ってすぐ話が終わらないように制約を付けるのは大変そうです。
基本的に純魔族>>>>>人間なのでまともにやって勝つのは超困難。
そこを変則戦術戦略で乗り越えるのが醍醐味です。
主人公リナの一人称語りで「いきなりはじけ飛んだ。おそらくガウリィが光の剣を飛ばしたのだろう」などとテンポよく、代わりにリナがガウリィが頑張っているところを見る暇がないと「いつの間にか半分以上減っている」とガウリィのすごさはあっさり流されます。
バトルが一番テンポよくストレスフリーで読めます。
大人気獣神官ゼロスの登場回でもあります。
後の話を知っているとにやにやできる一冊です。
今読んでいる本の感想でした。
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