脳がないクラゲになりたかった。

『ユニコーンに乗って』というドラマの第８話で、坂東龍汰さん演じる森本海斗が、「クラゲになりたい」と話していたことがあった。

「クラゲには、脳がありません。だから、悲しいとかつらいとか苦しいとか、何も感じません。ただ海のなかをプカプカしているだけで、一日が終わっていきます。そんな状態になりたい時が、ありました」

ドラマ『ユニコーンに乗って』第８話　

クラゲには脳がない、ということを知ってから、私はもともと好きだったクラゲをさらに好きになった。

特にフルタイム勤務、満員電車通勤をしていた去年から今年にかけてはクラゲを見に水族館に行く機会が増えていた。
おそらく、森本海斗と同じ思考になっていたのだと思う。

クラゲを見ていると無になれた。
何も考えずにいられる時間が好きだった。

そんなクラゲになりたかた1年間に見てきたクラゲの写真を載せていきたいと思う。ただ、載せるだけだ。種類の説明などは出来ない。あしからず。

まずは、新江ノ島水族館のクラゲ。

次は、山形県の鶴岡市立加茂水族館のクラゲ。

池袋のサンシャイン水族館のクラゲ。

それから、写真はないのだけれど、東京ドームシティ・ラクーア内の「スパラクーア」のクールサウナにいたクラゲもよかった。
冷たいので、人もほとんどおらず、クラゲを独り占めできた。

クラゲに癒された1年であった。
今はもうクラゲになりたい、とは思っていないが、クラゲが好きだ。
ただぼーっと眺めているとやはり落ち着く。

これからもクラゲに会いに、様々な水族館巡りが出来たらいいなと思っている。あと、東京・高円寺にopen予定の海月喫茶サメルトの開店も楽しみにしている。

それから出来れば、もう少しクラゲの種類や生態についても勉強して詳しくなれたら、と思っている。