緊張して何を話したらいいのか、わからなくなる！？
「緊張して何を話したらいいのか、わからなくなるんです」
わたしの講座にいらっしゃる方の
半数近くが、この悩みを持っています。
では、なぜ何を話したらいいのかわからなくなるのでしょう？
初対面の人とのことを例に考えてみましょう。
あなたは、仲の良い友人に誘われて
食事会に参加することになりました。
顔ぶれは、招待してくれたその友人と初めての人が一人。
はじめは友人を中心に、穏やかに雑談をしていました。
ところがしばらくして、友人の携帯電話が鳴ります。
友人は「ちょっと長くなりそうだから、二人で続けていて」
そういって、席を外してしまいました。
二人の間には沈黙が…。
さあ、こんな時あなたはどんな気持ちになるでしょう？
「なにを話せばいい？」
「どんな話題がいい？」
「知らない内容をふられたらどうしよう…」
「ふられた話題にはちゃんと返せなきゃいけないよね」
こんな感情が出てきませんか？
ところが！！
雑談は、中身のある話じゃなくてもOK♪
なぜかというと、お相手はそこまであなたの
話す内容に残念ながら興味はありません。
なので、頑張って中身のある話をしても
その内容を聞いていない可能性もあります。
中身のある話よりも、もっと重要なことは
お相手の気持ちに寄り添えているか？ということです。
そもそも
「緊張して何を話したらいいのか、わからなくなる」
とい感情って、いったいなんでしょう？
失敗できない、良く思われたい、という感情は
自分自身に意識が向いた感情です。
こんなふうに、人は自然と
『自分自身に意識が向いてしまう』もの。
さらに、人は自分の話しを聞いてくれる人や
共感してくれる人に、好意を抱きます。
緊張したって大丈夫！
自分から素敵な言葉を話すことより
お相手のことを知りたい…そんな気持ちを持って
接してみてくださいね。
きっと、今までと違う空気が流れますよ。
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