交通事故より多い!?注意したい高齢者の重大事故
あなたは、お風呂好きですか?
一日の疲れを癒してくれるバスタイムは
なんとも、ほっこりするものですよね。
そんな至福の喜びである入浴中に
「くらくら」っと、めまいを感じたことのある方
少なくないんじゃないでしょうか。
じつはそれ、かなり怖いことなんですよ。
そのまま意識を失って、大変なことになるケースも……。
特に65歳以上の高齢者に死亡事故が多く
毎年11月から4月までの冬季に浴槽での溺水事故が増加します。
65歳以上の浴槽における不慮の溺 死・溺水は5,097人
そのうち家・居住施設の浴槽では4,750人で
交通事故2,150人 の、なんと2倍以上だそうです。
【令和3年 人口動態調査(厚生労働省)】
この原因はおもに、ヒートショックといわれるもの。
急激な温度差により、血圧が大きく変動することで
失神したり、心筋梗塞や脳梗塞など起こしたりして
身体へ悪影響がおよぶことがあるんです。
そうならないために
おすすめ5つの対策をご紹介しますね。
①浴室・脱衣室の温度に気を付ける
入浴前に、浴室・脱衣室を温めて
室温との差をなるべくなくしましょう。
②お湯の温度
熱いお湯で長風呂が大好き!
そんな方もお身体のために
湯温は41度以下
つかる時間を10分以下をオススメします。
③出るタイミング
急に浴槽から立ち上がるのは危険です。
ゆっくり、立ちくらみはしないか
様子を見ながら立ち上がるようにしましょう。
④入るタイミング
食後・飲酒後・服薬後
どれもすぐのタイミングだと
血圧の変化もあるので避けましょう。
⑤声かけ
同居のご家族がいるなら
入浴することを声がけしましょう。
ご家族に入浴中であることを
知っていてもらうと安心です。
ちょっとしたことを心がけるだけで
未然に防げる事故もあります。
ますます寒くなる、これからの季節。
安全対策をバッチリして
素敵なバスタイムを過ごしてくださいね。
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