ジェネレーションギャップを雑談で埋めるテクニック
こんにちは。
雑談コミュニケーションのはたのさとこです。
あなたは、異なる世代との雑談で
戸惑ったことはありませんか?
雑談力がビジネスシーンでも
重要視されている昨今。
「雑談して部下の信頼を掴め!」
なんて業務の指導(!?)があった
なんて話も聞くことがあります。
今まで仕事さえ実直にこなしていれば
評価されてきたにもかかわらずです。
だから、なんとか慣れない雑談をしようと
必死に質問して、会話を続けようとする方を
お見受けすることも少なくありません。
ところが、そんなふうに話した結果
目の前の相手は不快感をあらわにする……。
あなたには、この理由がわかりますか?
尋問魔になっていないか!?
話しかけなきゃいけない、そう思えば思うほど
新しい質問を繰り返してしまう。
これ、誰でも結構やってしまうことなんです。
ところが、質問を繰り返してしまったことで
お相手を不快にさせることがあります。
では、どういうことなのか
会話の例で考えてみましょう。
男性上司Aさんは、年下の女性部下Bさんと
コミュニケションで仲良くなるよう
会社から言われています。
なので、『とにかく話しかけて』
打ち解けようと必死です。
そんな男性上司Aさんと
女性部下Bさんとの会話から
想像してみましょう。
一つ目はこんな会話です。
男性上司A「休日はなにをしているの?」
女性部下B「習い事に通っています」
男性上司A「へ~、何を習っているの?」
女性部下B「お料理です」
男性上司A「ふ~ん、どんなもの作るの?」
女性部下B「まあ、いろいろです……」
どうでしょう?
こういう会話、よくありますよね。
ところがこのパターン
女性部下Bさんにっとては『尋問』です。
このようにBさんにばかり次々と質問をすると
不快にさせてしまいます。
なので、このように単に
質問を繰り返すだけの話し方では
どんなに気を使ったとしても
お相手は話したくなくなるので
会話が続くことはありません。
では、どのように質問をしたら
いいのでしょう。
受け止めて返す『聞いているよ』のサイン
では、もう一つのパターンを見てみましょう。
ここでは、女性部下Bさんの話しを
いったん受け止めてから質問を返します。
男性上司A「休日はなにをしているの?」
女性部下B「習い事に通っています」
男性上司A「そうなんだ! 習い事しているんだね。
どんなことをやっているの?」
女性部下B「お料理です」
男性上司A「へ~料理かあ。すごいね。
じゃあ、極めたいメニューとかあるのかな?」
女性部下B「そうなんですよ! 和食を覚えたいんですけど
これが結構、奥が深くて♪」
いかがでしょう。
先ほどの例と違い、女性部下Bさんが自分のことを
話したい雰囲気になっているのがわかりますか?
いったん受け止めてから質問を返すことで
『聞いてくれている』と感じるので
女性部下Bさんは話したくなるというわけです。
お相手の話を一旦受け止めて
オウム返しのように繰り返す。
さらに連想したことを質問する。
たったこれを意識するだけで
お相手に快い感覚を残す会話ができますよ。
お試しくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの雑談コミュニケーションを心より応援しています!
***オンライン講座で雑談できる***
***電子書籍で雑談できる***