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HLAB サマースクール2022に参加した話


HLABサマースクールってなに?

まぁこれはいろいろな所に書いてあるので少し割愛する。私が参加したのはMIYAGI-ONAGAWAだった。理由は単身赴任している父親の家が仙台にあるからだった。サマースクールに参加する前まで東北観光をして、ねぶたやら、奥入瀬渓流やらいろいろと行った。とても楽しかったが、ねぶたが男の人しか担いでいないことが気になったりしていた。

HLABサマースクール2022MIYAGI-ONAGAWAの基本情報


女子38人 男子16人 大学生30人 倍率6倍、DAY5に昼に陽性者が確認され、スクールが中止となる。フォーラムだけオンラインで行われる。その日のうちに翌日家に帰るか、予定通りの19日まで残るかの選択を迫られる。

男女比率がすごいことになっている。サマースクールではハウスという単位で動くのだが、そのハウスの中に男子は絶対に2人ずつ入っていた。
合格のメールをもらったのは

2022年6月3日(金) 15:05だ。電車の中で喜んだのを覚えている

応募のエッセイって何かくの???という話

私が応募したときと今年のものでは質問が変わっている。変わっていないものだけ私のエッセーを公開しておく。パクったら呪う。ちなみにこのエッセーを読んだ大学生に会って、独特なエッセーでした。と言われた。そのくらいが良いのかもしれない。大事なのは自分を盛らないことだと思う。そして誰かの言葉ではなく自分の言葉で喋ること。私は2つあったエッセーを書くのに5日要した。甘く見ないほうがいいと思う。
では!みよう!

あなたがいま情熱を持って取り組んでいることを、具体的に教えてください。

エッセーその1

自分を愛そうとすることに私は取り組んでいる。
遡ること三年前中学受験を終えた私は、燃え尽き症候群になった。そもそも中学受験をしようと思ったきっかけは、運動音痴、無特技は勉強でしかで自分の存在価値がないと考えたから。勉強をするようになった私は同級生からいじられることもなくなった。そんな状況下に置かれていた私は、テストの点数が自分の価値だと考えていた。けれど中学受験を終えたら、そんな明確な基準はなくなっていた。
そして中学二年生の夏、私はアイドルに出会った。目に映る世界がすべて色褪せていたあの夏、初めて見た推しはきらきらと輝いていた。四角い機械の中に映る推しの姿で私は救われた。推しは言った、「欠点や失敗は、人生という星座を描く、最も輝く星。」と。
無個性な自分を肯定できた瞬間だった。自分を愛そうとすることは難しい。けれど私にはいつでも推しがいる。何かあったとき、この言葉を思い出して、とりあえず右足を出してみたい。

HLABのサマースクールが終わった後、あなたはどうなっていたいですか。いまの自分を踏まえ、できるだけ具体的に教えてください。

エッセーその2

今の私は進路も何も決まっていない。ぼんやりと海外大学に行きたいと考えている。とりあえず奨学金に応募しようかと考えているけれど、自分を分析しようとするとうまくかない。小さなころから私は裕福な家庭に生まれたことに対する負い目があった。けれど自分がいくら口でかわいそう、力になりたいといってもすべてが酷く空虚に響く。今置かれている環境は本当に恵まれている。
 けれどこのままじゃ腐ってしまうと思う。このサマースクールに参加することで、私は世界を広げたい。周りにひとり親がいない世界を、テレビで流れていることをすべて他人事だと考えている世界を変えたい。
自分のやりたいことが明確になっているか。それは未来の私にしかわからない。けれどこのエッセイを書いている間何かにチャレンジするとき二の足を踏まなくなった。他人を変える前に自分の環境、行動を変えて、他人を巻き込んで世界を変えたいと思う。
 

今も昔も私は私立女子校中高一貫という環境での視野の狭窄に悩んでいるのは同じだと思う。今見ると。
HLABがサマースクールに来てほしいと考えている人たちは、サマースクールを出発点として、何か手掛かりになるものをサマースクールで見つけられたらいいなという人たちだ。だからもう私は○○です。とか何かの肩書を持っている人にはむいていないかもしれない。

学校の先生、親に反対されている人へ

学校の先生にものすごく反対されていて、このサマースクールに来たことも内緒で来ている。という人や、サマースクール最終日の翌日から学校が始まるという人もいた。だから安心して行きましょう。先生はあなたの人生の責任を取ってくれません。

英語が不安な人へ

私のルームメイトは英語が本当にできないと言っていて、セミナーで死にそうな顔をしていた。英検2級はあるとセミナーは楽しいと思う。多分。
私の学校が英語の授業を英語で受けるから、セミナーは慣れていたけれど、本当に大切なのは、スピーキング能力と、リスニング能力だと思う。何を書いても不安かもしれないけれど、英単語を並べるだけで、案外通じるし、大切なのは姿勢だと思う。本当に。

最期に

今年のサマースクール2022参加者が応募できるらしく本当に参加するか迷っている。本当に応募していい分際なのか迷うし、行っても良いのか迷う。

一つ言えることは大学生が本当にきらきらしていて、私がこの背中にずっと憧れ続けるんだろうなということだ。

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