読書日記.17「男の気持ちがわからない君へ」
『この人と結婚するために』を読んでから、秋元康さんの恋愛本が好きになり、この本も読んでみました。
この本は、男性にとっての「仕事」「恋愛」「結婚」「つきあい」「人生」についての価値観・考え方が書かれています。
例えば「結婚」について。
女性であれば、恋や愛があったその延長上に結婚がある。その恋愛を完成させるために結婚したいという願望。
一方、男性は、まず家庭を作らないといけない、次に、誰と家庭を作るかという選択をする。惚れただけなく、自分と家庭を作りやすいのは誰かで選び、家庭を作っていく上で、自分が1番手助けをしてくれそうなパートナーを探す。
男の願望に順番はない
→結婚にはどんなに好きでもタイミングがある。
彼は一体どういう人生を送りたいのか?人生に仕事に彼はどれくらい思い入れがあるのか。それを知ることは、相手にどこまで踏み込んでいいのか目安になる。
男性はその場しのぎの生き物
→どれが本音か建前か自分でもわかっていない
など、他にもかなり具体的に男性心理について書かれています。
秋元さんの繊細で滑らかなタッチで、すらすらと読める本でした。また読み返したいと思います。