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アラ還乳がん ジーラスタの一撃
ドセ+フェスゴ 4回終了。GW明け、次なるEC療法1回目を終える。
薬が蓄積しているのか、日がたって軽減しているのか、いろんな症状が出てよくわからないけれど、『人によって副作用の出方は様々』なことだけはよくわかる。
EC後の吐き気は8日目に軽減。味覚障害は10日で軽減。指のしびれ感はやや増強。爪変化なし。なぜか腹部膨満感だけ持続し、ミヤBMとビオフェルミンは続行。便秘が怖くてマグミットで調整中。
筋肉や骨、関節痛の副作用は、ドセほどではないかと少し安心していた8日目。
それは突然に。
吐き気も軽減し家族と一緒に料理でもという気になった時、背中に強烈な痛みを感じて台所で座り込んでしまった。
『こ、これが、ジーラスタの副作用か・・・』と不意打ちで背中から切られた武士。
あまりにも予感がなかったので、慌てて這う様に階段を上がって寝室のベッドに倒れこむ。
枕元にロキソニンを置いていたはず。
あぁ、水がない。
階下の息子にラインで 水を依頼する。
反応がない。
しばらくして、『これでいいの?』
と水を入れたコップの写真が送られてきた。
『なんでもええんや。水が入れば!』と思ったが、そんな呑気で気が効かないセブンティーンを育てたのは私だと、水を待つ。
ロキソニンが効いたのか、きーんと背中が痛かったのは、痛み地獄の幕開けではなかった。その1度以来、痛みもなくなってしまった。
『すまんすまん、お母ちゃん、ちょっとパニックになってしまったわ。』と 毛のない頭をカキカキしながら、リビングに降りる。男子二人は母のピンチにも動じていない様子で、楽しそうに料理を作っている。
ソファで放置された私。
何気にパニック時のラインを見返すと 私はセブンティーンに
『スコップに水入れて部屋まで持ってきて』
と変換していた。そりゃ、迷うわな。
息子よ、すまぬ。