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アラ還暦乳がん 診断後1年

フェスゴ5回目/残り9回
本日、外来受診日。
ウイッグでも脱ぎ外しが不安にならないヘルメットを購入したので、オットの送迎を辞退してバイクで通院を始めた。

8時半に診察券を通し、ケモ外来室へ。顔なじみのナースさんが問診担当をしてくれて話が弾む。9時には担当医のいる外科外来へ。そこでもすぐに呼ばれて、右手肘から手関節までの尺骨測の浮腫について話す。この部分的な浮腫の原因は不明。でもあまりもんだりさすったりしないようにと言われる。次回は、採血と心エコーの予定。フェスゴの皮下注射をして10時帰路。
今日はトントン拍子。早い早い。

『もう1年だから、CTも』と主治医に言われて、あぁ、一年か・・・と思った自分も呑気だと思う。
そう、去年の今頃。
受診したクリニックの外注病理診断結果は、非浸潤。全摘は不要と。説明を受け、勧められた通り『では、その、今時の日帰り手術で』とお願いしたんだった・・・。

軽い気持ちで報告した職場の外科医に、クリニックでの手術を反対されて、次に行った今の病院で、同じ検体で浸潤有の診断。

そのまま、クリニックで部分切除していたら、そのあと、結構ややこしいことになっていたんだろうなと思う。

一旦は、日帰り手術で1週間ほどで職場復帰できますと説明を受けていたから、浸潤していて全摘がベターで抗がん剤治療が必要という悪いほうへの変化についていけず。上司に『私ならすぐに休む!』と言ってもらった勢いで、休職してしまった。
常勤ではないにしても、10年も務めた外科病棟。
お礼もお詫びも十分に言えていない。

色々思い出した本日の受診。
変化を見逃さないようにじっくり話を聞いてくれる主治医。
どんなに忙しくてもゆっくり声掛けしいつも笑顔の化学療法室のナース。

以前よりは、やりたいことを先延ばしにしないほうがいいよねと思うようになった。いつかやろうは、ダメだなと思う。
そのいつかが来ない可能性のほうが高い。

抗がん剤の副作用が徐々に抜けてきているんだろう。
前向きなことを考える率が上昇。

手足の指の腹あたりの痺れ残存。
下痢なし。爪も根本1/3程に新しい爪が育ってきた。
眉毛はもとに戻る。
頭髪は、1センチ程度。揉み上げは育っているので、もう少し寒くなったら、ウイッグなしで帽子だけでウォーキングはできそう。
味覚障害は改善。塩味を強く感じるのはもともとか。
フェスゴ注射後当日の頭痛と疲労感あり。

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