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待乳山聖天と今戸神社

大阪から東京と、相も変わらず出張で飛び回るまなきねこでございます。
本日は東京出張最終日ということで、浅草見物としゃれこむことにしました。

浅草といっても雷門で有名な浅草寺ではなく、知る人ぞ知る『待乳山聖天』と『今戸神社』に足を運びます。

この二か所はnoter大先輩、いねさんのお気に入りの場所です。
霊感の凄いこの方のお気に入りということなので、行けば何か良いことが起きそうな気がして、期待しながら浅草に向かいました。

超外国人ばっか

東京メトロ銀座線の浅草駅で地下鉄を降りると、すでにそこは外国と化していました。
とにかく周り中外国人ばっか !
デカいスーツケースをガラガラ引きずって、キョロキョロしながら漂っています。

改札を出るにも大行列です。
ここらあたりで、たいがいウンザリしてきました。
インバウンドもいいけど、浅草の下町風情など何も感じられなくなって、私としては寂しい限りでした。

待乳山聖天

地下鉄浅草駅から大混雑の浅草寺近くを通り、川沿いに歩いていくと待乳山聖天はすぐに分かりました。

推古天皇の治世、一晩で山ができたという言われがあるそう。

ちなみに待乳山聖天は「まつちやましょうでん」と読むそうです。
私はアホなことに「たいにゅうやませいてん」と読んでいました。
おはずかしい次第です。

ここは人がごった返している浅草寺界隈と違い、人がまばらでよい空気が流れています。
さすが霊感女子おすすめの寺院、居るだけで心が和んできました。

有名な大寺院と違い敷地は小さなお寺ですが、地元の人らしき女性が一生懸命拝んでおられます。
それだけ地元の方に愛されているのでしょう。

ここの参拝はちょっと変わっていて、大根を本堂にお供えするというもので、売店でお供え用の大根が一本300円で売られています。
なぜ大根なのか勉強不足のわたしには分かりませんが、持って帰って食べるものでないことは分かりました。

一本300円の大根をお供えしたまなきねこ

そして入り口近くのお地蔵さまが素晴らしい。
一体一体が違う内容の願い事をかなえてくださる、個別の願い事の専門職集団の様でした。

拝むとイケメンになれるのか!


今戸神社

次に向かったのは待乳山聖天から歩いて5分程度の場所にある『今戸神社』です。

茅の輪くぐりか? 今戸神社本殿

この神社はまねきねこ発祥の地とされていて、幸運を呼ぶ白いニャンコが住んでいると言われます。

さっそく鳥居まで行ってみると、そこには『沖田総司終焉の地』と書かれた看板があります。

新選組一番隊長 沖田総司の終焉の地


沖田総司とは、あの新選組の一番隊長「三段突きの沖田」のことに違いありません。
彼は、ここで最期を迎えたんですねえ。
何だか感慨深いです。

一礼して鳥居をくぐり本殿へ。
本殿脇にも、本殿の中にも、そして近くの社務所の中にも、招き猫があふれかえるほど鎮座していました。

まなきねこと招き猫


まなきねことしては大満足です。
なんせ「まなきねこ」とは、家の玄関にあった招き猫を見た親戚のおっちゃんに「お前はまなきという名前だから、今日からまなきねこだ」とからかわれたことに由来します。

なんだか大切に、自分が祀られているような気がしてきました。

白ニャンコはいずこ

ここに住み着いている白い猫が、おやつを食べてくれると幸運が訪れると、いねさんがコメントしてくださいました。

さっそく神社内をあちこち探すのですが、一向に見当たりません。
最後に本殿に行くと、白ニャンコの写真が飾ってあります。
もしかして、白ニャンコはすでに旅立ったのかもしれません。

白ニャンコはすでに旅立ったのだろうか?

本当ならとても残念なことです。
参拝した後、今戸神社を後にして羽田空港に向かいました。

二か所の聖地を参拝して

今回は時間があまり無かった中での、『待乳山聖天』と『今戸神社』参拝となりました。

良い空気感の聖地でまったり過ごしたとはいえ、やはりもっと時間をかけて回りたかったと思います。

東京スカイツリーもすぐ目の前だ

浅草には平賀源内の墓や、池波正太郎の顕彰碑などもあるということでした。
行ってみたい所は山ほどあります。

移動手段も歩くのみならず、地域のコミュニティーバスで周遊するという手もあるそうです。

東京出張はこれからも何度もあるようです。
時間が許せば、浅草界隈で心の洗濯をしたいと思うまなきねこでした。

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