
羽田空港近くの神社参拝
一昨日から出張で、東京の蒲田へ来ていました。
帰宅日の今日は、最終便の飛行機で羽田から米子まで帰ります。
最終便は7時30分の搭乗となり、時間に超余裕ができるのです。
そこで、羽田空港近くの神社巡りをすることにしました。
穴守稲荷神社
蒲田の宿を出て、というよりチェックアウト時間になって追い出されて京浜急行の駅までトボトボ歩きます。
東京の人は皆、無表情or不機嫌な顔で速足で歩き、田舎者の私は周りを見渡しながらゆっくりと歩いて駅に着きました。
さて、どこに行こうか。
一番最初に思い浮かんだのは、大好きな穴守稲荷神社です。
ここには妙に親近感があり、神様相手で失礼ながら友達に会いに行く感覚で参拝しました。

穴守稲荷駅から数分歩くと、赤い鳥居が見えてきます。
この鳥居を見ると、大田区に住んでいるわけでもないのに、妙に「帰ってきた」感があるのです。
早速鳥居をくぐり境内に入りました。
さすがに春の訪れが早い関東地方です、梅の花が咲いていてご高齢の女性がニコニコしながら見ておられました。

穴守稲荷神社には本殿のほかに、稲荷山というバベルの塔を彷彿させる石とコンクリートで造られた小高い塔があり特別な存在感を放っています。
この塔の頂上には御嶽神社が祀られており、本殿の神様より目立っているかもしれません。

奥宮で、持ち帰って撒くと商売繁盛、家の清め、家内安全、病気平癒などの効果があるといわれる「神砂」をいただいて穴守稲荷さんをあとにしました。
羽田神社
穴守稲荷から歩いて20分程度だったと思います、次の目的地「羽田神社」に行きました。
晴れた朝で気持ちが良いので、あえて交通機関を使わずに歩いていきます。
羽田神社は橋を越えたら川崎大師という位置にあり、土地勘がない私には「?」でしたが、まあそういった位置関係にあるのでしょう。

まずは立派な本殿にご参拝、その後本殿の横を見ると「富士塚」なるものがあります。
富士塚はテレビなどで、富士山もどきの人工の小山だと知っていましたが、初めて目にしてテンション上がりました。
早速富士塚に登ってみます。
4~5メートル程度の築山なので、ほふく前進でも上がれる高さです。
なんでも富士塚に上がると、富士山に登ったのと同じご利益があるのだとか。

富士山登山の御利益とは何なのでしょう?
良く解らないけど、何でも貰えるものは貰っておいた方がよいので、ありがたく頂戴しておきました。
この後、お札などを売っている社務所で飛行機型のお守りを購入しました。
飛行機の形の御守りは、なかなか珍しいと思います。
羽田神社は羽田空港の守り神だということで、「旅の安全」御守りでした。

ここの御祀神は「建速須佐之男命と稲田姫」とのことで、縁結びの神様でもあるようです。
空港内の羽田神社分社
羽田空港第一ターミナルビル内に、羽田神社の正式な分社があります。
毎年羽田神社から宮司さんが来て、御祭式を執り行うとのこと。
空港に移動後、早速行って見ることにします。
ビルの2階通路に「航空神社」という案内板があります、細い通路を奥に進むと会議室かな、と思わせる部屋に小さな神社がありました。

ビルの内部に神社 !
何ともシュールな感じですが、ご参拝をする人は後を絶たないようです。
このシュールな雰囲気は羽田に来られることがあれば、味わっていただきたいと思います。

以前大船のお寺でも二回連続でこんなことがあった💦
羽田って、空の霊場みたい
霊場といってもオドロオドロシイ感じではなくて、とても親近感のある神域という雰囲気です。
穴守稲荷と空港内の航空神社は行ったことがありますが、羽田神社には初めて行きました。

この三か所の神社は、どこの神社も神聖ではありますが、敷居の高さは感じられません。とてもリラックスして参拝できる神社でした。フランクな性格の神様がおられる神社なのかもしれません。
旅行、仕事などで羽田に行かれる際には御参拝されてみてはいかがでしょうか。
きっと、羽田空港が今までとは違うホッコリとした印象になると思います。