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和気アルプス登山なわけ・・

今日は岡山県の和気町(わけちょう)に来ました。
ここにはご当地アルプスの「和気アルプス」があり、お手軽登山のできる連山があるということで、早速お気軽に登ることにしました。

遊んでばかりでスマン💦

和気アルプスとは

日本各地のご当地の山々に、○○アルプスと名付けた山があります。
私がいつも行くご当地アルプスは、神奈川県の三浦アルプスですが、関東方面に出張した時しか登れません。

雪で外に出られないストレスから、どこでもいいから山に登りたいという衝動が抑えられなくなりました。
なので雪のない山を探すと、岡山県の和気町に「和気アルプス」という連山があるとか。

和気アルプスの竜王山  だと思う💦

登山口から順に「和気富士」、「観音山」、「エビ山」、「岩山」など続き、何と北アルプスに実在する上級者向けの「穂高」、「涸沢」、そして超難所「ジャンダルム」までなんちゃってバージョンがあるというお笑い連山!

登山アプリで見ると、初心者向けのハイキングコースとなっています。
これなら楽勝だ、と今回はここをターゲットにしました。

いざ登る!

和気駅の駐車場に車を止めて、最初の山「和気富士」の登山口まで歩きます。
この駐車場、何と一日100円で止められるとのことでした。アリガタヤー

少しいびつだが、富士山に似ている「和気富士」

登山口の住吉神社から和気富士頂上まで、あっという間に到着です。
山頂は戦国時代の浦上家の城跡でした。

そして、眼下に和気の街を眺めながら快調に連山を進んで行きます。
「涸沢」に着くと、登山好きなおばちゃんたちが陣取って喋りまくっていました。

涸沢峰の頂上 横の装備はおばちゃんの物。


相手はおばちゃんですが、女性の前でカッコつけるのは男の性です。
真横にそびえる「竜王山」に登る宣言をして、軽快な足取りのゼスチャーを見せて「竜王山」にアタックしました。
実際は昼前でお腹が空き、かなりバテテいましたが💦

なんちゃって北アルプス

空腹でしたが何とか竜王山の山頂にたどり着き、昼飯にしました。

涸沢峰から見た竜王山


コンロで豊橋名物ポンポコラーメンを作って食べ、残りの汁におにぎりと玉子をぶち込んで雑炊にします。
これが何ともうまい!

この辺りは北アルプスの名山の名前が付けられた、なんちゃって北アルプスが並んでいます。

まず「穂高」、そして「涸沢」。
確かに他の場所よりキツイ山でしたが、これが北アルプスか?と言う位のナサケナアルプスです。

ジャンダルムに至っては、どこら辺りがジャンダルムだろう?と首をかしげたくなる始末でゴザイマシタ。

ジャンダルムって、何語なんだろう? 意味は?

連山最後の山、神の上山へ

なんちゃって北アルプスは、本家本元とは比べ物になりませんが、結構きつい急登で足が限界に近づいていました。

しかし、残りの「剣峰」と「神の上山」はなだらかで広い登山道が続き、足が少し回復します。

すでにクタバッテいるが、顔には出すまいとしている「まなきねこ」


山頂でコーヒーを飲みながらチョコレートを食べましたが、バレンタインのチョコを誰からももらっていないことに気づき、不機嫌になるまなきねこでした。

地獄の下り

さて、あらかたアルプスを制覇して下山に取り掛かります。

神の上山の少し下に、岩がむき出しになった展望所があります。
足を滑らせたら命がないという超危険な絶景ポイントで、崖下を見ると吸い込まれそうになるので、尻の穴がキューッと痛くなりました。

展望所といっても、柵もなく岩場があるのみです。
写真では大したことないが、実際は断崖で尻の穴がキューッと痛い。

この展望所からずっと急な下りが続きます。
登りはシンドイですが、身体にダメージはありません。
しかし下りは足の各関節に負担がかかり、筋肉痛になるのも下りが原因だといわれています。

ここの下りはかなり急で、しかも長い!

途中、あまりに急坂なのでロープが張ってある場所が何ヵ所かありました。
このロープに掴まって下っていた時のことです、急に足元の岩がジャリに変わり、ステーン!と尻もちをついて尻と肘をしたたかに打ってしまいました。

尻もちをついたあたりから見た、先ほどの展望所。松の木辺りから下を覗いた。

痛いし、腹が立つし、「ケツが割れるじゃねーか!クソがーっ」と悪態をつきながら歩いたというおそまつで、今日一番の腹立ちタイムとなりました。

ようやく下山

激闘1時間、ケツも痛いし、膝裏も痛いし、敗残兵か落ち武者の様になりながらビッコをひいて、ようやく町まで下りることができたのです。

今回の登山は完全に山を舐めすぎていました。
標高が低いものの、アップダウンが連続して足を痛めつけ、最後下りでは尻もちをつく始末です。

歩いてきた連山が一望。よく歩いたものだ。

登山アプリのほかの人の記録を見れば、どんな山なのか予測はついたでしょう。
いつもの「まあ、何とかなるだろう」という境港独特の「何とかなる主義」という奇妙な主義が通用しないことを痛感しました。

とはいえ眺望が殊の外良く、景色も変化に富んで楽しい山でした。
今日は疲れをとるために、和気町に近い湯郷温泉で一泊です。

お気楽なまなきねこ。遊んでばかりでスマン💦

先ほど一人焼肉を食べ、温泉にゆっくり浸かって天国の気分を味わっています。
サイコー!

さて、次はどこに行こうか、すでに思案しているところです。

追伸 
本当の目的はYouTubeの動画を撮ることでしたが、カメラを家に忘れてきました。
アホです💦

ヤマップという登山アプリのページ 和気アルプス 舐めることなかれ ! / マナダン改め『まなきねこ』さんの和気アルプス・和気富士・神ノ上山の活動データ | YAMAP / ヤマップ


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