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古市古墳群でコーフン!

大阪の南側に世界遺産となった『百舌鳥・古市古墳群』がある。
今回は急遽大阪出張となり、ギリギリの時間をやりくりして古市古墳群を見物した。
これがけっこう面白かったので、記事として上げることにした。

清寧天皇という人のお墓 後ろの森は巨大なお墓のほんの一部

不意の大阪出張

私はいつ家に居るのだろう、というほどの出張族だ。
月のうち半分はどこかに出かけているという、旅好きから石を投げられそうな恵まれた境遇なのである。

この森が全部一人の天皇さんのお墓 允恭天皇陵

今回も急に「大阪に行け、会議だ」との一言で大阪行きが決定した。

ほんとに「オレだけあちこち行ってエエのかい」と思ってしまうが、役得なので不平は言わない。
言えば「じゃあ代わりに○○に行ってもらうか」となるので、黙っているのである。

こんな時、心にもない不満げな顔を演技するやつがいるが、そんなヤツの気が知れない。
バカかと思ってしまう。

古市古墳群へ

昨日午後から会議をして、阿波座という大都会で一泊。
今朝は7時に起きて、意気揚々と古市古墳群に出発した。

なぜ古市なのか?
百舌鳥と古市の指定された古墳の写真撮を撮り、市役所や観光案内所に持っていくと『もず・ふるカード』という記念カードが無料でもらえるのだ。

しかも係りの女性(たまに男性もいる😭)に「こんなに回られたのですか、すごいですね~💛」と褒められる。
これは男として行かない手はないでしょう!

これが「もず・ふるカード」

以前古市古墳群に来たことがあるが、そのときは全カードをコンプリートすることができず半分は未収集となっていた。
今回は残りのカードを全部集めるのが目的となった次第である。


さあ、行くぜ古市古墳群

古市エリアには大小様々な古墳が存在する。
天皇陵などは巨大で拝所も整備されているが、小さな古墳もたくさんある。
そんな古墳群の中で、38か所の指定された古墳の写真を撮るのだ。

広いエリアだが前回かなり制覇していて残り半分だし、山登りで足腰鍛えているし、「楽勝だぜ!」と土師ノ里駅という近鉄の駅からスタートした。

ちなみに『土師ノ里』は、 「どしのさと」 ではなくて 「はじのさと」 と読むのだとか。
ハニワを作る職人のことだそうだ。

大苦戦はじまる

駅から5分程度で2つの古墳写真を撮ることができて「鼻歌交じりでミッション終了できるぜ!」と余裕をぶっこくまなきねこだったが、まさかそれから先に困難が待ち受けているとは夢にも思わなかった。

グーグルマップで古墳までたどり着くものの、「○○古墳」という古墳の説明が書いてある案内板を写真に撮らなければ行った証拠にならないので、案内板を探すが、いくつかの古墳でそれが見当たらない。

案内板どころか、工事中で近寄れない古墳もある

特に巨大な古墳は案内板がどこにあるのか探さなければならず、ぐるっと一周して元の場所に戻る少し手前にあったりする。
逆回りならすぐ見つけられていたのだが、そんな事は分からないので何度も複数古墳でぐるっと一周をする羽目になったのだった。

ならば小さい古墳なら簡単かと言うとそうでもない。
古墳にたどり着くには、細い路地を通らなければならない場所がたくさんあり、こいつが迷路のように入り組んでいる。

ガード下にある案内板がない古墳 『赤面山古墳』

うやくたどり着いたと思いきや、フェンスで古墳に入れなかったり、行き止まりになっていたり。
その度にガッカリして発狂するのだ!

目の前が古墳なのに、フェンスで入れん!

もはや鼻歌交じりなどとんでもなく、予想の10倍は時間が掛かってしまった。

昼には終了して山陰行きのバスターミナルに向かうつもりだったが、バスに間に合うかどうかギリギリとなってしまう恐れがあり、小走りで古墳間を移動するので余計にくたばる。

疲れ果ててバナナを食うまなきねこ 後光がさす!

昼ご飯はゆっくりと難波あたりで食べるつもりだったが、「イズミ」という羽曳野市のスーパーのイートインで、買ったチャーハンを掻き込みながら焦りと情けなさで鼻水と屁が出てきた次第。

ミッション終了!

なんとか全ヵ所撮り終えて、羽曳野市役所と藤井寺市役所でカードをもらった。
ここで女性職員に褒められて、一瞬だけど疲れが飛んだ次第。

羽曳野市役所のトイレで見つけた俳句 すばらしい

しかしのんびりとしていられない、難波まで電車で帰ってバスに間に合わせなければならないのだ。

羽曳野で見つけた「おばんざい喫茶 髑髏」 ???

藤井寺駅から電車を乗り継ぎ、難波のバスターミナルまで移動する。
幸い時間は少し余裕があったので、『みるく饅頭 月化粧』を買ってバスに乗り込んだ。

疲れ果てて鳥取県までのバスの記憶が飛んでいる。
おしっこがしたくて目が覚めたら到着していた。

百舌鳥古墳群、待ってろや!

今回は古市を制覇することができた。
次回は誰が考えても百舌鳥古墳群に決まりでしょう。

百舌鳥古墳群のある堺市と私の住む境港市は読み方が似ているので、まあ楽勝だと思う(根拠はないが・・)。

お気楽大王まなきねこ 「ふふん、楽勝」

百舌鳥のカードは、すでに数種類入手済みだ。
次回は今日の古市の様に無様にはならない。
百舌鳥には目にもの見せてくれん!

誉田八幡宮という立派な神社で買った厄除け腕輪 グレーのつもりで買ったが色弱なのでピンクかもしれない。

という訳で、お気楽にも百舌鳥古墳群をなめてかかるまなきねこであった。

話変わるけど、グーグルマップは使えるよ!マジいいツールだと思う。


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