私が「白崎由岐」を演じる新原泰佑くんにハマったわけ
今更ながら、私がドラマ「25時、赤坂」にハマった理由を書いてみようと思う。
理由はいくつかあるけれど、なんと言っても「白崎由岐」を演じた新原泰佑くんについて語りたい。
このドラマを観始めた頃は、葵汰くん演じる羽山麻水が好きだった。
ビジュアル、佇まい、立ち居振る舞い、声。
すべてにおいて、スマートでかっこよかった。
一流俳優なんて直接会ったことはないけど、画面を通しても伝わってくる圧倒的なオーラ。
私は、それが好きだった。
若い頃から、王道のイケメンが好き。
だから、葵汰くん演じる「羽山麻水」という人に惹かれていた。
一方、「白崎由岐」を演じる泰佑くんは、それほどでもなかった(ごめんなさい…。最初は、どちらかと言えば興味がないほうでした)。
ずっと葵汰くん推しの私が、泰佑くん推しに変わったのは最終話のあるシーン。
そう。
あのベッドシーン。
リアル視聴で観たとき
「うわ、綺麗!」
「美しい。。。」
「艶っぽくて色っぽい」
「その辺の女優さんが演じるより素敵!」
そう思った。
衝撃的だった。
若干?!23歳の男の子が、こんな艶っぽいシーンで、あんなに凄まじい色気を出してきたことが。
「この俳優さん、すごい!」と思った。
泰佑くんの演技力が素晴らしくて(葵汰くんの演技力も素晴らしいのはもちろんだけど)、あの一連のベッドシーンでは、白崎くんに感情移入しまくりで号泣した。
そして、ドラマが好きすぎて何度も観ているうちに気付いたことがあった。
ベッドシーンの後、羽山さんと抱き合う白崎くんの目に涙があったことを。
リアル視聴のときは気付かなかった。
大好きな人と結ばれた後の涙。
幸せで流した涙なのか、それとも「もう、これで終わり」と最後を悟った涙なのか…。
もう、胸が痛い(自分に置き換えたら、大好きな人とあんな風に結ばれてしまったら、別れを決意できない。なんなら、ずっと想ってしまう)。
さらに私は気付いてしまった。
羽山さんとの行為の最中に白崎くんの手が羽山さんの頭に添えてあることに。
羽山さんと手を握り合うまで、白崎くんは羽山さんの頭に手を添えている!!
なに、これ。
この事実を知ったとき「本当にすごい、この俳優さん」と思った。
大好きな羽山さんと結ばれたときの幸せを泰佑くんはその手で表現してきた。
愛おしさを、羽山さんの頭に添えることで私たち視聴者に伝えてきた。
これに気付いたときの衝撃と言ったら、もう、言葉にならなかった。
私は、このベッドシーンの泰佑くんを観て、一気に「新原泰佑」という俳優に落ちた。
実年齢40代後半の私。
24歳の泰佑くんは息子のような年齢。
まさか、自分が、そんな年下の、今どきの男の子に落ちるとは…。
私は「新原泰佑」という俳優の才能・演技に惚れた。
これまで王道のイケメン好きでビジュアルで好きになってきた私が、人生で初めてビジュアル以外の部分に惚れた。
ベッドシーンの演技で泰佑くんに落ちた私は、その後、何度も何度もドラマを観返すことになり、9月に行われるという舞台まで観に行った。