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【営業事務が送る】会社員でよかったこと
「今日も今日とて、労働人生…。もう、うんざりだよ」と言いつつ帰路につく。いつからこうなってしまったんだろうか。
そんな毎日だが、今回は「会社員でよかったこと」がテーマなので、会社員の「光の側面」に焦点をあてたいと思う。
①いろんな人と関われる
「関わりたくねえよ、もう。人間関係はたくさんだ!」と思う、お疲れな社会人も多いかもしれない。が、家族や親類以外で、協力して一つのことに取り組めるなんて、ほとんど仕事ぐらいじゃないだろうか。
年齢・性別・背景がまったく異なる人達と
「この数字が伸びなくて悩んでるんです…」
「あのニュース、見ました?」
「新規顧客取れました!」
などとコミュニケーションをとるのが結構好きかもしれない。
ちなみに、自分は学生時代は重度のコミュ障で(今もだが)「他人と関わらないで済む仕事」希望で就活に臨んでいた。
だが、そんな仕事はないと悟りあきらめて今にいたる。慣れでこうなった。
②知らない自分を発見できる
もう、自分探しにインドへ行く必要はない。(今日日そんな人いないか…)
仕事をしていると嫌でも自分と向き合うことになるからだ。
・だれかに感謝されたとき
・失敗して取引先に謝罪するとき
・他の人に協力してほしいとき
・苦手な人とうまくやらなければならないとき
など、自分がどのような感情になるのか、どういう行動をとるのかを知ることができる。
仕事で失敗したり成功したりすることで、磨かれていくものがあると思う。
③個人でできない経験ができる
・出張、転勤で行ったことのない土地へ行ける
・他社のオフィスに入れる
・商品開発の裏側を知れる
・部署異動やPJにチャレンジできる
など個人では金銭・権限面で制約がありできないことも、会社員なら可能になる。
いわゆる「業界人」になれるのだ。世間を見る目がちょっと変わるのでおもしろい。
④生活の安定
当たり前だが、生活の安定。これが大き過ぎる。
毎月お給料があるのは本当にありがたいことだ。
コロナ禍で実感した。
学生時代と比べ、買えるものも増えたし豊かになった。
習い事、ほしい本、海外旅行など、自己成長につながる投資もしやすくなった。
⑤かっこいい
案外、みんな働いている自分自身を「イケてるな」と思っているんじゃないだろうか?
社員証をぶら下げ、スーツを着て、取引先と談笑している同僚を見ているとそう思う。
愚痴をいいながらも「会社を辞める」とまでいかないのは、働いている自分に誇りがあるからだろうな。
以上が会社員でよかったことだ。
自分は学生時代、特にやりたいことがなかった。「生活のため、お金のためだけに働けばいいや」と思っていた。そのため、就活が非常に難航したという経緯がある。
精神的にまいっていた時に、大学の掲示板に現職の求人票が貼ってあり、運よく就職できた。
ほんとうにたまたまだ。
内定後は「これからは自分も、働いている大人、いわゆるその他大勢の一人になるのだろうな」とぼーっと考えていた。
しかし実際に働いてみると、みんなそれぞれ人生があり、同じ人生などひとつもないことを知った。
個人個人でいろいろ考えながら生きているんだな~とつくづく思う。
会社でうまくやっていくのも楽じゃないが、思い詰めすぎずに、身軽に泳いでいきたいなと思う。