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働きながらの転職活動で思うこと

現在、絶賛転職活動中だ。

働きながらの転職活動は、新卒での就活よりはるかに気が楽だ。

・収入がある
・空白期間ができる心配がない
・面接で落ちても気持ちに余裕がある
・現職で理不尽な目にあっても「まあ、辞めるしな」で流せる

などなど、私にとってはあらゆる面で就活よりましだった。

キャリアを見直せるよい機会なので、実際に転職しなくてもいいから、とりあえず転職活動をしてみるというのもアリだと思う。

新卒での就活は私にとっては苦痛でしかなかった。
「面接落ちまくりで自分を全否定されているような気分だ。このまま卒業したらどうしよう。求人もどんどん減ってるし…」
という、タイムリミットが迫っている不安が常にあり、気が狂いそうだった。

私の時は売り手市場と言われていた。

だが、それって「優秀な人が複数内定をもらえる」というだけで、「受からない人はどの時代でも買い手市場」なんじゃないかなと思う。

新卒の就活については、またいつか書いていきたいと思う。


私の周囲の人々はとても保守的で、転職した人があまりいない。
(べつに転職が良いと言っている訳ではないが。)

仕事での不満を口にすると
「でも、プロパー社員(※新卒から勤めている社員のこと)はなんだかんだで会社から大切にされるから、転職しないほうがいいよ。退職金だってちゃんとでるし。中途入社だと、退職金が全然違うからね」
といわれた。

…。

そんなことは、わかっている。
私だって、新卒入社の会社を辞めなくていいなら辞めたくない。

社内のノウハウもある程度知ってるし、縦横の人脈もある。
年功序列で賃金もじわじわとだが上がる。
転職先で、うまくいくとも限らない。

だが、新卒で入社した会社がすべてなら、たった1度の失敗も許されないということだろうか。
それってかなり息苦しくないか。

現職に不満があっても、おかしさを感じていても、見て見ぬふりをするのが「大人になる」ということなんだろうか。

ニュースやドラマで、不正がはびこっていることに対して
「なんでいままで誰も告発しなかったんだよ!」
とか
「そんなの折り合いをつけてうまくやっていけよ。」
などと人は簡単に言うが、
「それは自分事じゃないから言えるんだろ」といつも思う。


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