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上司の「何か困ってることない?」になかなか本音は言えない

コミュニケーションってこんなに難しかったっけ?と最近よく思う。
特に上司とのコミュニケーションに対して。

自分は20代後半、上司は40代前半で、世代的にも離れており価値観の違いも大きいかもしれない。

詳細は省くが、先日、職場でとある問題が発生した。
職場の構造自体に問題がある(人員や就労場所など)ため、根本解決が不可能なことだった。
一担当者の部下(私)は、あらゆる手を尽くしたがどうしようもないことなんて100も承知である。

そのため、上司に「困ってることない?」と聞かれた際、答えに窮した。
内心、

上司に相談すると「じゃあ、解決するためには〇〇すればいいよね」と言われそうだな。
実際に〇〇をやっても効果ないし、余計な仕事が増えるだけ。
「それって効果ないと思います」とも言えない。「一旦やってみろ」と言われるのが目に見えているからだ。
はなから相談するのやめよう

という心情になった。
一方、上司は

部下が相談してこないから、特に困ってないんだろう

もしくは

どこか不満げだが、なにが問題なのか分からない。
言いたいことがあるなら言えばいいのに。


という気持ちだろう。
※ちなみに上司はかなり頭の回転の早く、人となりもまともなほう。

こうして「思っていることを言えない部下、部下に声かけしてるのに実態を把握できない上司」という悲しいすれ違いが生まれるのかなと思う。

もし部下が急に退職するなどと言い出したら
「なんで!?声かけしても特に相談もなかったのに…」となるのだろうな。

お互いさまだが、「本音などなかなか言えるものではない」という前提で、コミュニケーションをとるしかない。
特に立場が低いものは本音など言えない。
自分も後輩に接する時は気をつけようと思った。


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