誰かを褒めることは、他の人を貶めること?
人前で褒められるのが苦手だ。
たまーに褒められた時、嬉しい反面、居心地の悪さを感じてしまう。
それは「他の人を貶めてないか?」と気になるからだ。
たとえば、ものすごく容姿端麗かつ仕事の出来るAさんと、その同期のBさんがいたとする。
その時に、上司がA・B2人同席の場で「Aさんはすごいよねー!」と褒めるのは、Bさんを貶めることになるのでは?と思うのだ。
(※あくまで一例です。私が見た目や仕事ぶりで褒められているという意味ではない。)
もちろん、上司はBさんを貶めるつもりはないのかもしれない。
ただ、褒めるという行為は、褒められた側と周囲がギクシャクしかねない、結構デリケートな行為だと思う。
あと、「イケメンだね〜!」とか「美人だね〜!」とか容姿を褒めるのも正直、あまり好きではない。
これを言う人は「見た目に重きを置く人なんだな」「普段、外見をまじまじ見てる人なんだな」と思ってしまうからだ。
もちろん、そう思う分には自由だし、自分もそう思うことはある。
美を売りにしている職業の人には褒め言葉かもしれない。相手との関係性もあるだろう。
しかし会ってすぐの、素性がよくわからない相手の見た目に言及するのは、やめておいた方がよいのではと思う。
職場でよくこういう「褒め」の場面を目にするが、毎回モヤモヤしてしまう。
こういうことを思う人って私だけなのだろうか。