仕事上での英語?ネイティブレベル必要ですか?

外資系企業勤務でなくても英語を必要となる仕事は今後増えるだろう。
でも待って、英語圏で育ったひとは置いといて、高校や大学まで行くような年齢になってからネイティブ並みの英語力を身につけようと思うのならそれはムリだとはっきり言いますよ。
日本に生まれた子供が普通に日本語を覚えるようには出来るわけがない。
子供の吸収力は大人には想像不可能なくらいとてつもなくすごいんだよ。
それを大人になってから言語を覚えようとしてもムリ。
子供は耳で言葉を覚えてそれから読み書きを覚えるのが普通。それはある程度の年齢になってからなぞってもムリ。
耳頼りで英語を習得するのはほぼ不可能でしょう。中には語学の天才がそれで英語を習得できるかもしれないがそれは特殊例。
なので英語を学ぶなら大量に英語の文章を読むのが効果的だと思う。
自分の場合だと、ちょっと準備して望んだTOEICのスコアが640だった。
その後に米国公認会計士の試験を受ける過程で大量の過去問と解説を洋書で勉強した結果、スコアは840まで伸びた。
ひたすら英文を読み分からない単語があればその都度調べた結果だろう。なお今は英語から離れて久しいので今TOEIC受けても800超える自信はないが。
米国公認会計士試験は意外と順調に合格し、その後英文会計に従事できた。
自分がやっていた仕事はアメリカ証券市場に上場している会社でのUS会計チームだった。
そういう経緯もあって米国会計基準を英語でたくさん読んだ。そこで出会ったものがプレインイングリッシュという言葉だった。
世界的に会計基準の統一化進んでいるが、その巨頭はヨーロッパを中心とするIFRSとアメリカの会計基準のUSGAAP.
残念ながら日本の会計業界の意見はほぼ完全無視、他国も同様だろう。
そこで米国側が提唱したのがプレインイングリッシュ。何かというと非英語圏の人にも読みやすい英語で会計基準を連ねるというもの。
これはいい事だと思う。
英語をネイティブ並みに覚えようとすれば、現地の文化風習に基づいた単語やイディオムを覚えないといけない。でもそんなのはムリ。
だから思う、せめてビジネス上の会話はプレインイングリッシュに限定しませんか?
分かりやすく平易な文章をビジネスレベルの英語標準語にしましょうよ。
これで困る人っています?

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