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【A Wild Aidea〜ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒野を買ったのか〜】

 この本を、読んで思った事。ザ・ノース・フェイス創業者(ダグ・ドンプキンス)は、超が付く冒険野郎である。高校は中退。その後各地を、働きお金が貯まったらスキーをするために海外へ。お金が貯まればすぐにスキーをしに行くという人である。山にも登る一面もあり、超一流の登山家でもある。

そしてザ・ノース・フェイスを創業。
名前の由来を聞かられると、「みんな南壁(サウスフェイス)ばかり登るんだよ。雪は柔らかいし、日が射して暖かいし。でも、僕は難しい壁の方がいい。かたく凍っている壁、北壁(ノースフェイス)さ。難しくて登りがいがあるじゃないか。人生もそういう道を歩きたいと思うんだ。」byダグ・ドンプキンス

資本主義を極め、登る山を間違えたと言って、環境保護に身を投じる。その生き様は、誰にも真似が出来ない。彼のセンス、行動力、執念、思い、全てが桁外れ。

地球に住む以上、環境を維持、回復させるのが、私達がこの地球に生きさせてもらっている以上の使命であるとこの本を読んで感じさせられた。資本主義で成功するという事は、環境破壊を少なからず行っている。そうだから、資本主義を極めしリーダーはその事実に向き合う事を忘れてはいけない。

一般の人達も、自分が出来る環境保護への取り組みを忘れてはいけない。身近な所からでいい。節水、節電、ゴミを拾う。

この本は、頭をぶっ叩かれたような衝撃である。

以上。

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