まず、私なりの結論から。
AIの賢さ<私たちがAIに求め能力とします>を決めるのは以下の3つの要素だと考えられます。
1,言語モデルの性能
2,人間の認知
3,プロンプト

1は、自明というか、そうであるとほとんどの人が思うはずです。言語モデルの性能の高さに比例して、私たちはAIを「賢い」と思うのは間違いありません。
2の人間の認知とは、つまり、Aiの回答をユーザがどう理解するかという点がAIの賢さに影響を及ぼすという事です。「なんだよ、このAI、馬鹿だなー」と思か、「へぇなるほどねぇ」と思うかはうユーザの認知能力によるものです。AIが同じ回答を出しても受け取り手の認知器によってその答えが賢いか賢くないかが変動するという事です。
3もまた、言わずもがなでしょう。だからこそプロンプトテクニックに躍起になっているわけですからね。

さて、ここまで話して何がしたいのかということなんですが、ユーザとしては、この3つの要素のパラメータ値を上昇させたいわけです。
ですが、面倒なことはしたくないじゃないですか。
そこで、この3つの要素に対して、AIに与えるインストラクションリトリーバルを生成しようという訳です。

1の「言語モデルの性能向上」に対しては、ユーザなので、言語モデルの学習データや、プログラムをいじることはできません。もちろん、プログラマや専門家であれば、ユーザであってもその部分に手を付けることが出来るといえばできますが、チャットボットを使ってへいこらしている身としては、せいぜい知識ファイルを与えることくらいしかできません。そこで出来ることも限られます。ですが、プロンプトテクニックにある「専門家として」云々というのをもっと高度にしてみようと思い立ったわけです。何をするかというと、専門家としてというのは言語モデルに「振る舞い」をさせることです。今まで私がやってきた仮想人格や、最近やっているSQSはまさにその「振る舞い」なわけです。そしてその振る舞いを突き詰めてどんな振る舞いをするのが良いかと考えたわけですが、3つの振る舞いを考えました。それを一つあるいは2つ、3つ同時にふるまうことを適切に動的に設定して、ふるまい続けさせます。
そうすることで、言語モデルは通常の状態よりも高い性能を発揮すると考えられます。詳細については、後日記事をあげます。

2の「人間の認知の向上」については、ユーザ自身が努力するしかないわけですが、それを言っては身も蓋もないので、言語モデルの回答に認知・認識力向上のためのヒントを書き加えさせるとおいう方法を考えました。回答とともに、それを理解するためのヒントを明示あるいは暗黙的に埋め込むという方法です。これも詳細は後日記事にします。

3、これはいわゆるプロンプトテクニックによって向上するわけですが、これも自身の能力向上だけでなく、AI側の「欲しいプロンプト」というのもあるわけで、もちろんこの「ほしい」というのはAIの考えるではなく、Aiが質の高い動作をするために「欲しい」という話です。で、こいつも、ユーザからもらったプロンプトを、「欲しい」を分析して解釈する方法をとらせるということにしました。この欲しい」は、ユーザの求める回答が欲しいというのと、その回答をつくるためにIがほしいい情報という2つの観点から考えて作り出す内部プロンプトの作り方を示そうという訳です。

だらだら書いたので読みにくかったらすみません。

というわけで、そういった事を今やっています。SQSやウィット・ウォーリア―に組み込んで、賢くなってくらたらなぁときたいしつつ、鋭意作成中です。

ま、みなさんの記事に対する反応をみや、SQSなんてその細かいはったりについて云々よりも、何モードになるのかが楽しみのように見えて、僕もそれが楽しくてたまりませんというのは事実ですwww

何モードを作ったら、楽しいでしょうかね。
おばあちゃんの知恵袋モードとか、酔っ払い頑固おやじモードとか・・・・フ●●●●トモードとか、まぁどうでもいいですね。余計な事言いそうだしwww