アルティメットコスモ戦艦ヤマトタケルノイモフグリ:第11話「新たな戦い!」
出撃
ヤマトタケルノイモフグリは、敵地への単独特攻任務に出撃した。艦橋にいるオキナイ艦長は、緊張感に包まれた空気を感じながら、全乗組員に指示を出した。
「全艦、戦闘態勢に入れ。目標地点まであと30分。」
戦闘開始
Two Steps From Hell - Victory [Vocal, Heroic, Orchestral] を聴きながらどうぞ。
目標地点に到着すると、敵艦隊がすでに待ち構えていた。オキナイ艦長は、サナダに対して戦術を指示した。
「サナダ、敵艦隊の中央に向けて魚雷を発射。その後、左翼に回り込んで主砲で攻撃せよ。」
サナダは、その指示に従い、魚雷発射のボタンを押した。魚雷は水中を高速で進み、敵艦隊の中央に命中。大爆発が起き、敵艦数隻が沈没した。
「次は主砲、砲撃準備!」
ヤマトタケルノイモフグリは、左翼に回り込み、主砲で敵艦に砲撃を開始。敵艦は次々と炎上し、沈没していった。
勝利と凱旋
ついに、敵艦隊は壊滅。ヤマトタケルノイモフグリは、かろうじて勝利を収めた。しかし、凱旋の途中、司令長官からの通信が入った。
「オキナイ君、君は今この時をもって艦長の職を解かれる。」
オキナイ艦長は驚愕した。何が問題だったのか。司令長官は続けた。
「君は、"講和の特使任務"を・・・・ガガガビビビッビ・・・」
「サナダ!貴様何を・・・」
「艦長、最後まで話を聞いてはいけません。あなたは、指令を聴き間違えたのです。今回、我々の任務は単独特攻任務ではありませんでした。しかし、勝利を収めてしまった今、このまま帰ればあなたは軍法会議物ですよ。通信は混乱していた。いいですか!通信は混乱していた。」
そう、サナダの機転で、艦長は命拾いをした。
「そうだ。我々は地球からはるか遠く、通信も途絶しがちだ。そんな中、我々は単独で敵との戦闘で勝利した。がっはっは」
オキナイ艦長の笑い声が環境にこだまする。乗組員の苦笑いと共に。
サナダは、自分の都合が悪くならないように、この日の日誌をすべて改ざんしている。彼の出世の道は、この敵との戦闘で、まさに開かれんとしていたのである。艦長を人身御供として・・・
宇宙、それは人類にとって厳しい場所である。ヤマトタケルノイモフグリは、その宇宙を、ただまっすぐに堂々と北斗星へと駆け抜けてゆく。コスモデンジャラスクリーナーを求めて!
次回、第12話「愛と勇気と希望と温もりと平和と共存と運命と和解と憎しみと笑顔と誠実と友情と信頼と慈悲と調和と尊重と忍耐と感謝と献身と自由と平等と正義と喜びと安心と冒険と挑戦と成長と理解と啓発と、も一度、希望」お楽しみに!