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深夜のの妄想、その暴走「芷蕾(ジーレイ)」
(周杰倫(Jay Chou)の「夜曲(Nocturne)」を聴きながらどうぞ。)
読者諸氏は覚えているだろうか。
「芷蕾」の名を。
あの時、彼女の心は、陳建國にあった。
「本当の気持ちを伝えることができたら・・・」
彼女の言葉が詰まっていたのは、自分の気持ちとの葛藤からだった。
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結婚?そんな話は一切無い。
ただ、彼女が「影」の存在であること、それが建國に別れを告げた理由である。
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彼女は台湾総統の直下にある組織「「黒燕部隊」の一員。
「黒燕部隊」は、本来政府が介入できない事態や、超法規的な活動をする部隊である。
その存在は限られた人物にしか明かされておらず、その部隊に所属するものは、本来の戸籍や身分を全て失っている。
芷蕾」と言う名も作られたものであり、幼い頃に部隊に拾われた彼女に真の名前は無い。
あえていえば、「鳳凰的七號(凰小隊の7号)」と呼ばれている。
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今、彼女が活動しているのは日本。某国のスパイの暗躍に業を煮やした日本政府が、台湾政府に要請し、「黒燕部隊」が派遣された。その一員、いや、むしろ主要人員として、彼女は今、まさにここ日本で敵と対峙している。
あなたもどこかで彼女に会えるかも知れない。
でも、その時は、彼女の事はそっとしておいてあげてほしい。
建國との別れに、彼女の心は痛み苦しんでいるのだから。
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下記スピンオフも是非。