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ショートホラー「宅配便 その3」

「宅配便 その3」

ある日、田中さんと佐藤さんは驚くべき発見をした。彼らの元にあった恐怖の人形が、二つに増えていたのだ。新たに増えた人形には、宅配便のラベルが貼られていた。田中さんと佐藤さんは、ラベルに書かれていた人物達を憐れみながらも、その人形達を送ることにした。


それぞれの宅配便が出され、二人はほっと一息ついた。彼らの家で起こっていた奇妙な出来事は、その日からなくなった。

だが、何も知らない人々へと送り出された新たな恐怖と、その連鎖に、二人が気づく事は無かった。

タイトル画像の人形の目を見ないでください。
次のラベルに書かれる住所と名前があなたのそれになるかも知れません。


今回、AIと競作してみました。AIに宅配便で2本書いてみろと無茶振りしたら、少し短いものを2本書きやがった。
そして、私の妄想でAIが「じゃ、この続き作ってみろよ!お前が」と言うので、作ってやりました。
どうですか?ホラーになってますか?
ホラー好きの人に刺さるくらいのホラーをかけるようになりたい船長でした。
どうでもいいことなんですけど、新たな人形だけにラベルがはられていて家に呪いの人形が残る方が小岩井のか、2体とも新たな場所へ送り込むほうが怖いのかってどっちでしょうね。2倍に増えると、爆発的に恐怖が侵食していくわけで、それはそれで怖いけど、人形が家に残っていて「恐怖を送ってしまった自分」を省みなければならないというのも怖いかなと。
どちらでもいいんですけどね。でも、こういう事突き詰めないといけないんだろうなと思います。小説家の道はまだまだ遠いなぁ。「AIでTRPGを遊べながら小説を書く」んだったろう?いや、そうでございますけれども・・・