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N-002 "Into the Unknown: Natan's Second Adventure"「なぁたん」

"Into the Unknown: Natan's Second Adventure"

アルファヌーのダクトにはセキュリティがない。敵の侵入を許すことは想定されておらず、ボーギスはその事態を敗北ととらえているからだ。なぁたんと二匹の動物は、ダクト内を進む。バターリンとメカモルフィンにとってそれは普通の行為だが、なぁたんはとてもワクワクしている。秘密と冒険は少女にとって、甘美な興奮である。

なぁたん「どこ?まだ?」

バターリン「あと、少しだよ」

メカモルフィン「天井に出るからね。降りるとき少し怖いよ。私は飛べないから」

なぁたん「大丈夫。私の足はボーギスパワー全開よ」


 
バターリンが「チ」と音をたて、瞳が黄色く輝いた。活動制限区画を逸脱しようとしたからだ。メカモルフィンは、バターリンの左前脚を二度タップして、眉間に現れたボタンを押す。すると、バターリンの口からコギニティオ・ロキを吐き出した。いわゆるメモリ・デバイス。ハイタッチプロトコルを遠隔で実現するためのデバイスだ。

メカモルフィン「あとで再輝度するから、そのままでごめんね」

なぁたん「バターリン、いるかしら」

メカモルフィン「どうかな。でも、バターリンたくさんいるからね」

と、そこへ次なるバターリンが都合よくあらわれる。メカモルフィンがコグニティオ・ロキを差し出すと、嬉しそうに飛んできて、新しいバターリンはそれをほおばった。

バターリン「そこを曲がったら、到着だよ」

統合意識とは、かように便利なものなのか。これを妻から取り出して、あの女優さんに飲ましたら・・・いや、でもそれだと、尻をかきながら屁をこくんだよな。

なぁたん「じゃ、まず偵察のために、バターリン、偵察モードよ」

バターリン「はーい」

バターリンはフェイズシフトして、透明化、物体も通り抜けてゆく。しばらくして、また突如目の前に現れる。

バターリン「誰もいないよ」

なぁたん「いざ、行かん。新たなる未知へ!」


うーん、この下の画像どうして生成されたのか意味がわからないww