情報Ⅰ共通テスト対策問題 No.448
『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜
No.448
著作権法は、クリエイティブな作品を生み出す者がその成果を保護し、利用できるようにする法律です。具体的には、[ ア ]が原則的に作品の作者に与えられます。[ ア ]は作品の使用について一定の権利を保有し、複製、公衆送信、翻訳、改変などの行為を許諾することができます。一方で、[ イ ]という概念もあり、これは作品の作者が作品の公表、氏名表示、作品の保全などの権利を保持するもので、一部の権利は死後も継続します。これらの権利は侵害された場合、著作権者は法的な救済を求めることが可能です。
しかし、作者以外の人々も作品を創作・使用過程において特定の権利を有することがあります。例えば、演奏者や放送機関などは[ ウ ]を保有します。[ ウ ]は、これらの人々が著作物を公表、演奏、放送などの形で公に利用する際の権利を保証します。
特定の権利を全体公開することを望むクリエイターもいます。そのために生まれたのが[ エ ]という概念です。[ エ ]は、誰もが自由に作品を使用できるようにするためのもので、その中でも代表的なものに[ オ ]があります。[ オ ]は、特にソフトウェアにおいてよく利用され、原作者の著作権を保持しながらも、そのソフトウェアの改変や再配布を許可します。
問1 空欄[ ア ]から[ オ ]に当てはまる言葉を下の語群からそれぞれ選べ。
⓪ 商標権
① オープンライセンス
② Linux
③ 著作権
④ CCライセンス
⑤ 著作人格権
⑥ 所有権
⑦ GNU GPL
⑧ 著作隣接権
問2 剽窃について、具体的な例を一つ選びなさい。
⓪ 自分のブログ記事を他人がそのまま複製し、自分のウェブサイトに投稿する行為
① 公表された論文の一部を、引用として自分の論文に掲載する行為
② Wikipediaの記事をそのまま印刷して、教材として使う行為
③ 自分の論文を他人が翻訳し、その翻訳版を出版する行為
④ オープンソースのソフトウェアを改変し、それを再配布する行為
〜解答と解説〜
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